Kameの独り言

思いついたことをありのままに

心の病

2008年10月01日 23時42分00秒 | 健康・病気

毎日午後11時30分頃、近くの公園に犬の散歩に出かける。
二匹のワンと家内と、深夜の公園でひと時を過ごすのが日課だ。

突然女性の悲鳴が聞こえる。
ただならぬ悲鳴に声のするほうへ駆け出していた。

一人の若い女性が、足早に歩いてこちらに来るので、「何かありましたか?大丈夫ですか?」と声をかける。
小さくうなずいて、歩きながらまた悲鳴を上げる。
「どうしたの?」と近づくと、「私、精神病だからそばに来ないでください」と公園の中に歩いて去って行く。暫く大声で叫び続けている。

自分の心の中のやるせないどこへもやり場の無い気持ちを吐き出しているかのように、深夜の公園で叫び続けていた。

平凡な毎日を安穏と暮らしている小生には計り知れないつらさや苦しさがあるのだろう。
人に話せない抱えきれない悩みを抱えているのだろう。
こうした方法でしか表現のできない女性。

今日、組織の仲間の奥方の告別式に参列した。
53歳の若さである。
以前からうつ病である事を聞いていたが、亡くなった原因は聞いていない。
彼女もご主人や家族の間で苦しんでいたようで、告別式の様子からそれらが何となく伺える。
お疲れ様、ご苦労様、これで楽になったんだねとお別れをしてきた。
思いっきり爆発することができたら、もっと楽になったかもしれない。
そんな事を考える一日でした。


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