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成田市周辺のことや男の料理を紹介するブログです。

ぶ~ぶ~ぶ~ドライブ(そうだ!蓮沼へ行こう)

2007-09-01 | 成田市以外
昼食は外でと、車を出した私たち。
今日は、娘も加わってのぶ~ぶ~ドライブ。
娘は、痩せている割りに、ガッツリ食べる方…。
そんな彼女が加われば量も増えて、ぶ~ぶ~ならぬ、ぶ~ぶ~ぶ~ドライブ…。


散々迷ったあげくに入った店の料理は、3人を満足させることもなく
「不味くはないけれど、塩気がきついよねえ…」
と、好き勝手なことを言い。

じゃあ引き上げるべえ、と車を家に向けると娘が急に
「海が見たい…」
「へっ?」
「蓮沼へ行こう」
思いつきは、家内譲り…。

「お父さんが良いなら、私はかまわないよ」
と、家内。
(ずるいなあ…。
私に判断を委ねた)
「特にやることもないし、行くか」
と、一路蓮沼へ。


途中、山武の名水(管理人さんの了解を得、記事にダイレクトリンク)に立ち寄り、手酌で水をごくごく。
「この水を飲ませたくて、父ちゃんはここまで通ったんだぞ」
「うん、この水は本当に美味しい…」
数年前までは、子どもらにこの水を飲ませたくて、週1度は往復60kmの道のりを行き来したものだ。
当時は水の美味しさ、大切さなどあまりピンと来なかったらしいが、毎日色々なメーカーのミネラルウォーターを飲む様になった今は、この山武の水の美味しさが分る様になったらしい。


さあて、海と言っても広うござんす。
どこに行くべえ、なんて探すもなかなか格好の場所が見つからない。
場所によっては海ガメの産卵場などがあり、砂浜にむやみやたらに入られぬように柵で仕切ってあったりする。
と、砂浜につながる適当な道を発見。
道なりに車を走らせると、開けた海岸にサーファーらしき人たちがたむろしている。

「あれ、何?」

空には、カラフルな、そう一般家庭の駐車場の屋根の小さいものが、幾つかふわふわと浮いている。
釣りは嗜むが、マリンスポーツはからきし疎い私
「なんだべ?」
この屋根の下では、こんな光景が繰り広げられている。

なんでも、カイトボードと言うスポーツだそうで、サーフィンと凧揚げのコラボレーション。
手にはカイト、足にはボード。
波乗りと言うか風乗りと言うか…、そんなスポーツらしい。

昨日は登校日。
後一月の夏休みを残した娘は、バイトや遊びに忙しい。
勉強と親孝行は、二の次三の次。

まあ、非行に走るわけでもなく、良しとするカア…。

こんな風に付き合ってくれるのも、後何回残されているのか…。

かへりは、オライはすぬまに寄り道。


さんまやイワシのゴマ漬け…。
また色々と買い求めましたとさ。

オライはすぬま←公式HP
山武市蓮沼ハ4826番地
0475805020
第一月曜休館(祝日の場合、翌日)
・産業会館/情報コーナー 9:00~17:00
・物産館『喜太陽』 9:00~19:00(冬季18:00)
・レストラン『蓮味』
ランチ…11:00~15:00
軽食…15:00~17:00
トイレ等は、24h利用可


ただ今は、守屋酒造のお酒を飲みながらのブログでござい。
舞桜おらい…180ml¥210

三芳家(成田市/仲町)

2007-09-01 | 成田関連
成田山では、11月の第2の土日に御利生祭/ごりしょうさい(お不動様のご利益を再現し、そのご加護に感謝しつつ、さらにご利益がいただけるようにと祈願する行事で平成7年から始められた)が執り行われる。

本堂に向かう僧侶達(傘の下は、大僧正)。

同時に、参道でも商工会が中心となり幾つかの催し物が開かれるが、なんと言っても圧巻は成田時代絵巻の行列だろう…。
成田に縁のある、元禄時代から現代の宗教文化や町人文化の有名人に成りすました人たちが、参道を練り歩くと言う趣向である。





これは、随分前の話…。
観る人演じる人、そんな人で賑わう参道、カメラ片手にそぞろ歩いていると声が掛かる。
「お茶でも如何ですか?」
三芳家と言う、仲町の土産物屋である。
店の右手に、大おばあちゃんが鎮座し、笑みを浮かべている。
「お抹茶がありますよ」
大おばあちゃんに付き添う女性が、路地の入口を指差す。

「奥が、甘味処になっております」
促されるまま細い路地を進むと、

建物の上に竹が鬱蒼と茂り、別世界…。
視野を下ろすと、緋色の敷物が鮮やかなガラス貼りの部屋とテラス。

「癒しの空間だな…」

幾つかあるメニュー
・抹茶、たきあずきセット…¥840
・クリームあんみつ…¥630(女性に一番人気とか)
・いそべ焼、あべかわ餅…¥630
の中から、抹茶(和菓子付き)¥525を選び、竹の風にそよぐ音を聞きながら頂く。

まるで表参道の喧騒など、嘘の様…。
しばし寛ぎ、抹茶の苦味で口を清めいざ現身(うつせみ)に戻ると、表参道は歩く人のさんざめき…。


仲町の表参道に面した店の裏手は、小高い山が続く。
今の位置に新勝寺が建立される前は、並木町からこの山に移されたのだとか。
山の尾根沿いを歩くことができるが、それはまた次の機会としましょう。


笑顔で迎えてくれた、大おばあちゃん。
ご存命だろうか…。


三芳家(みよしや)
0476222147
水曜定休(1,5,9月は、休みなし)
10:00~17:00
駐無