マンガ技術的最高峰登山マンガついに完結。
最終巻もまた凄かった。
生き残ったか。頂上で死んだ方がある意味幸せなんだろう。この生存は、その幸せを拒否するという形で描かれたんだろう。
小説『孤高の人』もいつか読んでみたい。
なにもない日だ。
変化や。
魂や。
気持ちや。
今や。
なにもない日は。
酒でも飲んで。
笑い転げるんだ。
できるだけ。
恥ずかしい格好で。
何かが来るのを。
待ってはいない。
ただ。
ただ。
消費するのだ。
死ぬまでの日数の中の一日を。
なにかをしても。
なにもしなくても。
実際に。
世界に大した違いなし。
知らぬ間に13巻まで出てた。
周辺人物描写が濃くてなかなかメインストリートが進まないね。ある程度先が読めるあたり、エンターテイメント作品としておもしろいなー。
食い物を詰め込むだけ詰め込んだら。
おなかを壊してしまうように。
言葉を詰め込むだけ詰め込んだら。
あたまも壊れてしまうかな。
知れば知るほど気付いてしまう。
世界は嘘でできている。
人は嘘でできている。