物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

西原理恵子 『この世でいちばん大事な「カネ」の話』

2009年03月17日 06時32分57秒 | 徒然のこと
西原理恵子の『この世でいちばん大事な「カネ」の話』という本を読みました。マンガではなく理論社新書「よりみちパン!セ」シリーズの中の一冊です。中学生向けのシリーズで、読みやすくて面白くて嫌いじゃないですが、好きと言うのも気が引ける、僕にとっての谷川俊太郎のような存在です。
閑話休題。西原理恵子のマンガ、好きです。救いがない中にも生きている実感がある。無情で非情で薄情だけど、血が通ってる感じがする。そんなマンガがなぜ描けるのか、この本を読んで納得しました。基本的には体験談なんですね。そういえばルポマンガも多いですもんね。西原理恵子は狂っているのでは決してなく、非常な常識人だと思いました。「のり弁」を通貨の単位にする感覚をなんとなく持っておこうと思いましたよ。たしかにカネは大事です。

ちなみに「よりみちパン!セ」シリーズの中の、みうらじゅん『正しい保健体育』という本。これはぼくの中でかなりの名作です。迷作で名作。おすすめ!ただし男性に限る。

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