童話。羊の擬人化。
「おなじ町にむかうふたりは、はなれたまま、おたがいのことをおもっていました。」
「あの森がここにあるみたいだな、とおもって、しあわせな気もちになりました。」
「ねぇ、おいしそうにみえたのかな?」「そうなんだろうねぇ」「どこがどう、おいしそうなのかな?」「せなかかな?おしりかな?」
ひとことひとことつむぎだされている言葉は、やっぱり詩のそのものだなぁと思いました。形態は童話ですが、その少ない言葉に隠された(ように見える)微妙な感情の世界を味わえるので、大人向けかもしれません。最後は少し悲しいけれど、仲良しのふたりの羊の描写が、好きです。
「おなじ町にむかうふたりは、はなれたまま、おたがいのことをおもっていました。」
「あの森がここにあるみたいだな、とおもって、しあわせな気もちになりました。」
「ねぇ、おいしそうにみえたのかな?」「そうなんだろうねぇ」「どこがどう、おいしそうなのかな?」「せなかかな?おしりかな?」
ひとことひとことつむぎだされている言葉は、やっぱり詩のそのものだなぁと思いました。形態は童話ですが、その少ない言葉に隠された(ように見える)微妙な感情の世界を味わえるので、大人向けかもしれません。最後は少し悲しいけれど、仲良しのふたりの羊の描写が、好きです。
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