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物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

詩3628「知ることしか」

2019年08月14日 18時27分32秒 | 自作詩
歴史が語る。
罪と罰。
積み重ねられた。
しかばねと。
亀の歩みのような。
人類の進歩。
いま現在の私は。
知ることしかできないから。
全身全霊で。
知るだけだ。
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白い誘惑

2019年08月14日 18時24分16秒 | 僕は空を見ている







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山崎雅弘 『沈黙の子どもたち 軍はなぜ市民を大量殺害したか』

2019年08月14日 17時27分31秒 | 徒然のこと


読んで衝撃を受けた。フィリピンの事例はほとんど知らなかった。沖縄の具体的な虐殺内容も。読みながら吐き気を覚えたし、活字なのに目を逸らしたくなるほどの凄惨さが伝わってきた。でもこれは読まなければいけない本だ。知らなければいけない歴史だ。
感情的ではなくあくまでなぜ虐殺が起こったのかの分析を行なっている。虐殺に至るまでに道筋がよく分かる。虐殺は悪魔の所業ではないということ。ごく普通の人間が悪魔となる道筋が確かにあるということ。
いまこの本を読むことは大いに意味がある。なぜなら似たような心理状態に陥るかもしれない事態がすぐそこまで差し迫ってきているから。
時代に流されて悪魔にならなためには知ることが必要だ。戦後日本が怠ってきたのは、その「知る」という作業だ。ドイツは現在進行形で知る作業、忘れない作業を進めている。日本は現在進行形で知ることを避ける、隠蔽する、拒否する作業を進めている。危うい。
絶対に忘れてはいけないことだ。誰もが。
コメント (1)
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