2004(平成16)年に発行された『ふくろうの本 新装版 図説
西郷隆盛と大久保利通』(芳即正・毛利敏彦編著、河出書房新社)の「西郷隆盛・大久保利通略年表」で「慶応」「二」年、「一八六六」年の「西郷隆盛関係事
項」に「1・21木戸孝允・坂本龍馬と会談、薩長同盟なる」とある。これにちなむとのこと。
現在は薩摩藩と長州藩のように、どこかの都道府県どうしが激し
く対立しあっているといった話を聞くことはない。そもそも当たり前の話として、国内での無益ないがみあいはないに越したことはないのだ。あるとすれば、い
まはせいぜい個々の都道府県民の間で、周辺地域に対してちょっとしたライバル意識を持つ程度で、むしろそれぞれが日本一になるために切磋琢磨(せっさたく
ま)している状態というべきではなかろうか。ただ、薩摩と長州が手を組んで対抗した相手が当時の江戸幕府であったように、地方と中央の対立の構図は現代に
も残っているといえるかもしれない。もちろん倒幕に動いた薩長ほど強引な手段を選ぶことは現実的に考えられないが。
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