奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

奈良のむし探検 草むらの虫探し(続き)

2021-03-31 20:35:41 | 奈良のむし探検
奈良のむし探検 第7弾


3月20日に家の近くの用水路脇の草むらで虫探しをしました。その結果の続きで、今回はハエ目です。





最初はいつもいるヒゲナガヤチバエです。これまで大阪北部のマンションで5月と10-12月に時々見ていたのですが、3月頃にこんなにたくさんいるとは知りませんでした。







これはホソヒラタアブ。よくいるヒラタアブです。









ミナミヒメヒラタアブもよくいるヒラタアブです。







ちょうど交尾している個体もいました。





これはたぶん、ナカオビツヤユスリカだろうと思います。小さなユスリカですが、腹部に模様があるので、何となく名前が分かります。



こちらはまったく名前は分かりません。



胸背が金属的な輝きを持っているハエはアシナガバエです。名前を調べるのはなかなか難しい仲間です。



これもツヤユスリカの仲間ですが、先ほどのナカオビツヤユスリカとはちょっと違う感じがします。ひょっとするとフタモンツヤユスリカかもしれません。







これは以前にも写真を撮ったことがあります。その時はフタホシヒラタアブにしていました。合っているかどうか分かりませんが。



ガガンボも名前調べが難しい仲間です。



これも先ほどと同じアシナガバエの仲間です。



小さなハエですが、触角が羽毛状になっています。ショウジョウバエの仲間かもしれません。



これはツヤヒラタアブ属の仲間。



最後は建物の壁に止まっていました。前脚脛節末端の2本の刺がほぼ同じ長さで、後脚跗節第1節が膨らんでいるのでニセアシブトケバエ♂だと思います。