無題そのはっぴゃくさんじゅうよん

今日も晴れ。日差しが痛いほど。

サマージャンボ宝くじが発売されている。個人的にはあまり興味が湧かないが、父親はその逆で、いつも宝くじにご執心だ。こちらが東京に住むようになってからは、神奈川で売っている宝くじより、東京で売っている宝くじのほうが当たる確率が高そうだ、という何の根拠もない思い込みで、代理で購入させられている。
父親のくじ運のなさときたらかなりのもので、宝くじを買い続けて何十年にもなるのに、未だに百円単位の当たりくじしかゲットしたことがなく、それもごく稀だ。バイト先で知り合った人には、十万円単位で当たった人もいて、当時の紙幣価値で換算すれば、現在の百万円単位と同等の当たりくじをゲットしたのと同じだそうだから、いかにくじ運がないことか。
その遺伝子は、しっかり自分にも受け継がれていて、例えばビンゴ大会などでも、景品をもらったことは一度もないし、代理で宝くじを買っても、あまり当たらない。そういえば、いとこはガラガラ抽選なんかをよく当てていたから、いとこに頼めばいいと思うのだが、神奈川の外れに住んでいるので、東京の宝くじでなければダメだと思い込んでいる父親には論外なのだろう。
調べてみると、今回は何種類かのセット売りがあり、それで購入すれば、最低いくらかは当たるようになっているらしい。なので、そのセットを購入することにした。まあ、大した金額にはならないが、一枚も当たらないよりはマシだ。
ほぼ無趣味の父親が、何となく心浮き立つのが、この宝くじ。買ってきてほしいと頼むうちは、まだまだ元気な証拠だと思って、せいぜい買ってきてやることにしよう。
というわけで、今日はここまで。また明日。