無題そのせんにひゃくよん

今日も晴れ。ずっと暑い。

渋野日向子選手がゴルフの全英オープンで、日本人として四十二年ぶりの優勝を果たした。
さっそく、ワイドショーなどでは渋野フィーバーが始まっているようで、彼女のコメントを取り上げては『渋野節』などと名付けている。
ちょっと前までは大坂なおみ選手が『なおみ節』だとか言われて持て囃されていた。世界ランク一位から陥落し、おそらくはメンタル的な問題で成績が伸び悩んだあたりから、ほとんど聞かなくなった。
マスコミにとって（そして特別ファンというわけではない大多数の人たちにとって）、世界ランク一位の大坂なおみには興味があっても、勝てない、喋らない彼女には関心を寄せないのだろう。
渋野選手もまだ二十歳と若いが、これからどんどんとマスコミの攻勢を受けるはず。興味本位の取材もひっきりなしに来るだろう。対応しているうちに、調子を崩すこともあるかもしれない。彼女自身はもちろんだが、周囲の人々もフィーバーに踊らされることなく、彼女の環境を整えることを第一に考えて、これからの長いゴルフ生活を送っていってほしい。
というわけで、今日はここまで。また明日。