碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのごひゃくろくじゅうよん

2017-11-03 22:53:18 | 日々
結局、雨は夜のうちだけで、今日は一日を通して快晴だった。

目の回る忙しさだったバイトを終えて、妻と合流。今日の観劇は、俺のバイト先から十分ほどの距離にあるところで行われるということだったので、たっぷり時間があった。そのため、食事をしっかり済ませてから、劇場へ行こうとなり、いろいろ店を物色して、沖縄そばの店にする。
まだお客もほとんどおらず、注文した料理もすぐ届いた。最初に頼んだ定食は、もう売り切れたとのことで残念だったが、妻は沖縄そばを、俺は肉そばを堪能。豚のトロトロ肉や、見るからにコラーゲン豊富な肉など、麺は少なめだったが、それを感じさせないボリュームで美味しかった。
それでも、まだ開場まで一時間近くあったので、劇場近くのジョナサンへ。久しぶりにあんみつを食べる。緑茶もついていたので、ドリンクバーは頼まなかったが、それで正解だった。のんびり一時間弱過ごしてから、一分もかからない劇場へ。
舞台自体は二時間弱くらい。テーマにしろ、演技にしろ、演出にしろ、もう少しつきつめたら良かったかと思った。この「つきつめる」というのは結構曲者ではあって、やりすぎるとマニアックになり、実は観てもよくわからなくなってしまいがちになる。マニアックに走りすぎず、しかし凡百の表現ではない部分へ切り込むには、役者と演出双方のバランス感覚がとても重要になるのだが、そのあたり、ちょっと頭でこねくり回しすぎて、かえってベタな表現に堕したのではないかと思わされた。とはいえ、自分がそうならないとは言い難く、やはり芝居は難しい。
明日は休日。のんびり過ごしたい。まずは建もの探訪だな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする