碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのきゅうじゅうご

2016-07-22 15:57:25 | 日々
ブログ更新百日目まで、あと五日となった。生来の飽きっぽい性格を自認している俺が、一日も休むことなく更新を続けるなど、いったい誰が想像しただろう。少なくとも、俺はしていない。
海の向こうでは、イチローがメジャー通算三千本安打に、あと五本と迫ったそうだ。五日と五本……偶然だが、あのイチローと数字が符号するとは。むろん悪い気分であるはずがない。
イチローが五本打つのが先か、俺が五日ブログを更新し終えるのが先か。勝負するか、イチロー。

さて、まだ梅雨も明けきらぬせいか、この二日ばかり、七月とは思えない肌寒さだが、仕事が体を動かす類であるからか、朝、事務所に入ってまずすることは、冷房か除湿を入れることである。たいてい、二十五度に設定するのだが、ひとしきり仕事をして事務所に戻ると、もうこの室温ではいられなくなって、二度か三度、設定温度を下げることになる。

バイト仲間で一番の暑がりは、しばしばブログにも登場する例のオバサンで、この人は汗を一滴もかいていないのに『暑い』を連発しては、設定温度を下げていく。気温が二十三度なのに、十九度まで下げたこともある。何事においても極端な人だ。
一方、一番の寒がりは夜間勤務を勤める中国のオバサンだ。このオバサンが帰ったあと、早朝に俺が事務所に来て冷房をつけようとすると、設定温度が二十九度になっていたりする。もはや冷房の必要性を感じない室温だ。
このように室温について正反対の二人だが、性格はどちらも激烈で、喧嘩上等のところがあるのだから、人は似た者同士でも差異があるということか。実に観察のしがいがある。

これから夏本番を迎える。その時、事務所の冷房は何度と何度の間を行ったり来たりするのだろうか。想像すると案外楽しい。こんな小さな楽しみの毎日を、今日も生きている。ではまた明日。

……と書いてアップしたら、イチローは残り四本だという。何てことだ、一歩リードされてるじゃないか。いや、まだ諦めるのは早い。やつは、俺より先を走っているかもしれないが、まだ上ではない……上かもしれないが、だが拒否しよう。
コメント
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