碧田直の いいじゃないか。

演劇ユニット、ミルクディッパー主宰の碧田直が、日々を過ごして、あれこれ思ったことを、自由気ままに綴ります。

無題そのさん

2016-04-21 11:52:15 | 日々
このブログを始めたきっかけが、帯状疱疹にかかってしまい、何となく、日々思ったことを書き記しておこう、と考えたことは前に書いたが、その帯状疱疹のおかげで、というか、帯状疱疹のせいで、出来ればやりたくないことを二度もやらされるハメになった。
採血である。

いや、採血が大事であることはわかっている。中年ど真ん中だし、糖尿とか何だとか、生活習慣病になっていないか検査するのに、血液検査が有効なのも頭ではわかる。百歩譲って、血液検査自体は構わない。問題は注射だ。あれはダメだ。

何を子供のようなことを、と思われるかもしれないが、それはどうしても苦手な食材を、無理矢理食べさせられる理不尽さにも似て、実に不条理きわまるものだ。
なぜ、健康のために体に傷をつける必要があるのか。せめて、もっと痛くない箇所から採血するわけにはいかないのか。訴えたいことは山ほどある。まして当方は先端恐怖症の傾向があって、床屋で髪を切ってもらうのも、大げさでなく心身を削る作業である。床屋は、よほど下手くそでなければ我が身を傷つけることはないが、注射は傷つける。確実である。しかも、傷つけた当人は、傷つけた事実をほぼ気に留めない。道端で他人にぶつかって怪我でもさせたら、まっとうな人間なら謝るだろう。見舞金を支払うかもしれない。彼らは、支払うどころか徴収していくのだ。こんなに理不尽かつ不条理なことはない!!!


…取り乱した。


いま切に願うのは、無針注射器の出現である。それも、町医者レベルにまで出回ってなければダメだ。最先端の医学が、血液ひとつ採取するのに、人体に針をぶっささねばならないなんて、一日も早くなくさないと。誰でもいい、いますぐ開発してくれ。約束してくれるなら、自分は悪魔にだって魂を売り渡そう。無宗教者だけど。
コメント
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