ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

イニシエーションラブ

2021年06月29日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
1980年代の旧静岡市と東京を舞台に、男女の出会いを別れが描かれるというもの。
主な登場人物は、主人公の鈴木と恋人のマユ。
「Side-A」では、マユがたっくんと地元静岡で出会い、交際をするようになることから始まります。
「Side-B」のでは、鈴木が就職を機に上京したことをきっかけに、ふたりが遠距離恋愛をするようになるところからスタートします。
渋々ながらも遠距離恋愛を受け入れたマユに、鈴木は毎週末帰ってくることを約束します。
しかしながら、鈴木にも会社で新たな人間関係が出来はじめると、状況は変わってきます。
鈴木は、同僚であり、のちに恋仲となる美弥子に「変わることは悪いことではない」とさとされます。
人には、「イニシエーション(通過儀礼)」と呼べるような恋もあるのだと。
果たして、鈴木はマユと美弥子、どちらを選ぶのでしょうか。



ネタバレしてしまうとマユの二股物語です。
でもそれが分かっていても騙されてしまう内容でした。

最初は甘い恋の話なんですよ。
甘すぎて80年代の恋愛はみんなこんな感じなの
こんな虫歯になりそうな甘い恋愛は無理と思って
途中で見るのを止めようとしたけど、途中の音楽がすごくよくて見ちゃいました

そしたら後半から一気に面白くなって、最後はすごくビックリです

なんでマユは二股してるの!?なんで付き合ってるの!?
あー。そういうことね。

ラブストーリーなのに二度見たくなるミステリー作品と言われているのがよく分かりました。
終わったあとに何回も思い返したくなります。

1980年代がエネルギーがあって眩しく感じる作品でした