ナナタニッキ

ナナタニのニッキだからナナタニッキです。

ケーキの切れない非行少年たち

2021年02月01日 | ミル ←(・ω・。) ジーッ
ちょっと前にカズレーザーさんが紹介していた本を読みました

衝撃的な内容でした
少年院には丸いケーキを三等分することも出来ず、犯罪を反省するだけの知的能力がない子が多い。

私も、もしかしたらケーキの切れない人になっていたかもしれません

感情をコントロールするのが苦手。
融通がきかない。
不適切な自己評価。

この辺りは当てはまります
たまたま周りにいい人たちがいたからケーキが切れるようになったけど
どこかで何かのタイミングがズレていたらケーキが切れなかったと思います。
改めて周りの人たちに感謝です。

クラスで下から5人の子供は困っているにもかかわらずIQが70以上あれば知的には問題ないと言われ
何らかの支援を受ける機会を逃す。

いま思えば
小学1年生のとき時計が読めなかった同級生
お金がないのに散財している人
よく分からない理由からお店のお金を持って行った人
私が太いってことを暴言メールで送ってきた人
「っ」「ゃ」とか小さい文字が難しいと言ってた人
性依存っぽくなっていた人

あの人たちはもしかしたら病名はつかないけど… そういうことだったのかもね。
あの人たちも私のように病名はつかないけどもしかしたら… と気づけて自分なりに工夫して生きていたらいいなと願いました。

本の内容なんですが
前の1/3はこういった衝撃的な内容だけど、中盤の1/3は前と同じ内容。
最後の1/3は筆者発案のコグトレの話で、これは「ふーん」って感じでした

この本を読んで自分の中の違和感を忘れないように慣れないようにしたいと思いました。