Today is a gift.

昨日はヒストリー、明日はミステリー、今日はギフト。
That’s why it’s called a present.

読書の秋

2006年11月25日 00時36分49秒 | お仕事

後輩にある本を薦められた。

今日、会議が長引いて約束していた後輩を2時間も待たせてしまった。
仕事ついでといえど、東京から帰ってきている貴重な時間を失礼した。

数週間前、彼に人生本とも言えるお金にまつわる生き方の本を紹介した。
その本の名前は、「ユダヤ人 大富豪の教え」ⅠとⅡだ。
以前ベストセラーになった本だが、僕も親しい友達から紹介される。
いつものように、速読で一気に読んだ。
しかし、この本は普段の数十倍の速度で読み直させたほどで、
とてもこれからの生き方の参考になる内容。

久しぶりに良い本を読んだ。 友達にも感謝した。
これを小さな事業家の友達に紹介したら、すでに彼は読んでいた。

この中に登場する「自由人と不自由人」。
つまり自分の好きなこと、やりたいこと、大事だと思うことを通じて、
それを仕事にしている人は、自由人と言える。
お金を持っているからという尺度ではない。
自営業や医者や弁護士もある意味、実は「不自由人」だと言う。
自分以外の何かの意思に束縛されながらお金を稼ぐことをいっている。
サラリーマンは、その典型だと。

もう一つその中にこのようなくだりがある。
「人に幸せや喜びを与えた数だけ、お金は後から自然と付いてくる。」
僕もそのような考え方を持って生きたいとかねてから思っていたが、
どうやったらそんな考えになれるのか明確な指針はなかった。

考え方だけでも実践しようと思っていたら、後輩がこう言ってくれた。
「先輩は、サラリーマンの自由人ですよ。」 と。
何かありがたかった。 救われるような気持ちになった。
確かに良く考えたら、サラリーマンでありながら、好きな仕事をさせてもらい、
「これは良い」と自分が描いたシステムを、ことごとく実現させてきたではないか。
とても時間がかかったものもあるが。

今日の後輩が、その本を紹介した微笑返しに、
ブルー・オーシャン戦略」という本をプレゼントしてくれた。
今から読むことにする。 
本を通じてコミュニケーションを図るだけではなく、お互い生き方や考え方を良い方向へ導いていけることが、とても嬉しかった。

彼は、若いのにあるネットワーク関連の会社でバリバリの営業本部長をしている。
昔はやんちゃで、今こそ外資系が長かったせいかお洒落なエリート風だが、
本を沢山読むタイプには見えない。
少し、意外な面を見たような嬉しさも重なり、この本をしっかり読むことにしよう。

できれば、その感想を次の大切な人々へも伝えていきたい。


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