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昨日はヒストリー、明日はミステリー、今日はギフト。
That’s why it’s called a present.

企業決算と人生決算とのオーバーラップ

2007年09月30日 02時04分57秒 | お仕事

久しぶりにお仕事について考えてみました。

企業には、決算というものがあります。
うちの会社では、9月が中間決算です。
商品資産など棚卸を行い、期末在庫原価を確定させ売上原価を算出します。そして、売上総利益をはじき出し、かかった経費を引いて営業で儲けた利益を確定させ、その他の損失や利益を計算した後、当期の利益が決まるいうものなんですね。

仕事もそうですが人生も当てはまりそうです。
確かに人生は損得勘定ではないのですが、決算に当てはめてみました。

この半年、自分の体と頭と出来ることと得意なことで生きてきたはずです。その成果にどのくらいの労力がかかっていたかを考えてみます。
死んだわけじゃないんで荒利益は、とんとんかそれ以上のプラスですよね。
仕事だけじゃなく遊びやプライベートでも充実していれば相当のプラスかもしれない。

じゃ、それに対してどのくらい時間を費やしたか、どのくらい楽しめたか、そしてどのくらいお金を使ったか、どのくらい頭を使ったかで費用が決まると思いませんか。
時間、お金、頭は知恵だから費用はなし。そうそう、頭といっても神経使ったならプラス費用かも。 これらを足したり引いたりしていると費用が確定します。

荒利益から費用を引くと楽しさや充実感という活動利益がはじき出されます。

それに、外部の人からの評価や贈り物やまたは贈ったものを換算すると、自分自身の当期利益が出るのかもしれません。

企業会計にはいろいろなルールがあって企業それぞれにその仕訳が微妙に異なることがあすますよね。
人生の中間決算でも人によってその仕訳基準は異なります。
会計と違って人生にはグローバル会計基準というものはないですから。

その個人個人がそれぞれ価値観を持ち、幸せの感じ具合が異なる。
また、人は平等に同じ時間が与えられていても、その密度は異なるものです。
ゆったりと流れる人生、足早に進む人生。
それによって、その価値の大きさも違うかもしれません。
企業なら大企業と中小企業という具合か。

足早に多くの事柄を経験することが大企業とは必ずしもいえないと思います。
人生の大企業は、その期間で得た当期利益がどれだけ「ありがたい」と本人自身が思えるかということに懸かっていると思います。
人間、自分自身、中小企業で利益がちっちゃくても、それを毎年毎回続けられることも長い人生にとっては超優良企業であるといえます。

“小さな情熱”と“ささやかな感謝”と“行動しつづける努力”こそがこの当期利益を生み出す源泉なのかもしれません。

そんなことを考えてみました。


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