このところコミックが増えすぎてベッドの横、通路にまで本が積み上げられてる状態です。
なんとかしないととは思ってるのですがしまうところがなくお手上げ状態だったのですが主人が物置を片付けてなんとかスペースを作ってくれたので少しずつ片付けていこうと思っています。
そしたら昨夜、夢で倉庫みたいなところに何人かで本を運びいれてるんですよ。
それも汚い所じゃなくちょうどうちの近くの古本市場みたいなところで(笑)
凄く広いスペースに本をジャンル別に並べてて。。
いいなあ、ああいうスペースがほし~~~い!
夢の話だけどマジでああいう広さの書庫が欲しいわ~~。
でも、現実はねえ。。。
「お元気ですか?」も大好きだけど「花びら日記」の続編である「奈々子の青春」も好きでした。
そしてこの「ジュンの結婚」「ギャングとお嬢さん」も良かったです。
これは週刊マーガレットで連載してた作品で「ギャングとお嬢さん」ちょっとサスペンス的な作品で殺し屋だと思ってた人が殺し屋じゃなく実はその弟が殺し屋だったという展開。
面白かったですねえ。
でも、最後はピストルで撃たれて亡くなってしまうという悲しいラストです。
後、「われら劣等生」「学生たちの道」も好きでしたねえ。
西谷先生の漫画は内容も良かったですが作品に出てくる女の子のファッションも楽しみでした。
後、コミック化されてない「クラスリングは恋してる」「チェエリー」とかも良かったですね。
西谷先生の作品はもう一度復刻してほしいものがたくさんあります。
私が小学生か中学生ぐらいの頃、よく別冊マーガレットや週刊マーガレットで描かれてた本村三四子さんの作品です。
週刊セブンティーンに一話完結みたいな感じで掲載されてました。
週刊セブンティーンは当時、10代の女の子にとって社会の情報誌みたいな感じで芸能あり、社会情勢もわかり、ファッションもありそんな中で漫画がいくつか掲載されてましたね。
西谷祥子さんの「花びら日記」とか井上洋子さん、樫みちよさん、福原ヒロコさんなどが描かれててそんな中で本村先生の「恋ってなあに?」はわずか数ページの短い掲載でしたが毎回楽しい作品でしたね。
今、読んでみると内容の中に深夜放送ラジオが出てきたりサボリくんがギターを練習したりミミとサボリくんがフォーク喫茶に行ったりゴーゴーを踊ったり。。その時代が出てますよね。
ゴーゴーってのは結構古いですよね(笑)
マハラジャやジュリアナよりも更に古いです(笑)
ちょうど私は本村先生の漫画を読み始めた頃に漫画家になりたいと思うようになりました。
残念ながらその夢は実現しなかったけど最近になって知り合いの人たち数人とクリスマスの絵本を作ろうかという話になって何十年かぶりにペンをとって描いてみようかなと思っています。
はたして結果はどうなりますか??(苦笑)
花村えい子さんの「私、漫画家になっちゃった!?」
少し前に書店で見つけておもしろそうだなと思って購入しました。
花村えい子さんといえば私がまだ小学生のころに貸本漫画で結構読みました。
ちょっと外国人のような大きくてまつ毛バシバシの目が印象的で(苦笑)よく真似て女の子のイラストを描いたりしていましたね。
私がなによりも記憶にあるのが雑誌、「なかよし」の付録(なかよしブックと言われていたようです)の漫画でよく描かれていました。
「ともしびよ永遠に ジャクリーン・ケネディ物語」アメリカのケネディ大統領の暗殺事件を扱った作品で大統領夫人、ジャクリーン夫人の物語を漫画にしたものでした。
有名な名作の「禁じられた遊び」、黒人差別問題を扱った映画「わかれ道」を漫画化した。
「メリー・ポピンズ」「オリバー・ツイスト」「にあんちゃん」「二十四の瞳」などなど。
「禁じられた遊び」は高校生の頃に映画館で見ましたが(もちろんリバイバルで)飛行機から地面に向かって銃弾が投げ落とされてる場面は劇場内でも思わず「きゃ~~」と悲鳴が上がったほどでした。
ラストのポレットが「ミシェール、ミシェール」と泣きながら呼んでいたシーンは今でも鮮明で花村さんの漫画でもそのシーンが凄く記憶に残っています。
「わかれ道」も当時テレビの映画の紹介で見たのですが白人の女性が夫と別れ夫との間にできた娘を連れて黒人の男性と愛し合い結婚してその男性との間にも男の子が産まれます。
でも、やがて別れた夫が現れ元妻が黒人と一緒になったのを知ると娘を自分が引き取ると言います。
別れ際に娘は母親を泣きながら叩きます。
そして、車に乗せられて窓越しに泣き叫ぶ娘。今でもあの場面はよく覚えていますね。
今はオバマ大統領がアメリカの大統領になりましたがまだまだ黒人がひどい差別を受けてた時代だったんですね。
「にあんちゃん」「二十四の瞳」は貧しい家に産まれた少女が貧しさゆえに学校にも満足に行けずご飯もおなかいっぱい食べられないという何でも物がある現代では考えられないようなこういう時代もあったんですね。
花村先生は美大に行って絵を勉強されて当時人気だった中原淳一さんに憧れて中原さんが描くような少女のイラストを描いたりしていたようです。
ご主人と駆け落ちして貧しい生活の中で貸本漫画を描かれるようになったとか。
その頃に貸本漫画家として一緒に描かれていたのが谷悠紀子さん、新城さちこさん、楳図かずおさんだったそうです。
谷さんと新城さんはすでに亡くならてたそうでちょっとショックでした。
特に谷さんはフレンド時代、「すずらん天使」とか「あす子の虹」とか読んだ記憶がおるので。
週刊マーガレットで連載された「霧の中の少女」はテレビ・ドラマ化もされて当時は漫画のドラマ化というのは凄く珍しかったようですね。
マーガレットにしてはちょっと大人っぽい作品だったような気がします。
花村先生がレディコミで描かれるようになってからは残念ながら読んでないんですよ。
私が小さい頃から読んでた漫画家の先生たちが今でも健在なのは凄く嬉しいことですしその時代を知ってることをとても誇りに思います。
今のレンタル・コミックとはまた全然ちがうんですよね。
貸本の話題を書き込んだついでに私の貸本愛読時代の話をちょこっとだけ(笑)
金田君子さん、「東京は花ざかり」東京漫画出版。
後の上原きみこさんの貸本時代のペンネームですが私はこの金田君子さんの漫画が好きでよく近所の貸本屋さんで借りてました。
当時の私はまだ小学生で好きな漫画家さんの本を読むというより内容が良ければ何でも読んでましたね。
子の「東京は花ざかり」という作品はアメリカ人のママと日本人のパパとの間に生まれた女の子リサが主人公で生き別れになったパパを探すため日本の学校に留学します。
その日本で写真で見たお父さんにそっくりの人に出会います。
でも、その人には二人の娘がいて・・・・
結局、そのパパそくりな人はパパの双子の兄弟だったとわかり、そしてママがパパを連れて現れました。
パパは会社を立て直すために姿をくらましていたという話でした。
絵も今になって見るとそれほど上手いとは言えないのですがストーリー展開も面白くて好きでしたね。
後は河合秀和さん、泉ひさこさん、佐川節子さん、関口みずきさん、田中美智子さん、むれあきこさん、矢代まさこさん、杉本啓子さん、村田よしかさん、赤松セツ子さん、森由岐子さん。。。。etc
でも、一番たくさん読んだのはやっぱり巴里夫さんかも。
巴里夫先生の漫画は文句なしに面白かったです。
今一度読んでみたいけどヤフオクとかでは凄い高値が付いてるなあ。。
山田えいじさんの「ぺぺも悲しいか」
昭和37年のりぼんに連載されてた作品です。
これも、まだ私が本格的にりぼんを読み始める前の作品ですがやはりリアルタイムで読んだ記憶があるんですよ。
って、なんか私の年がだんだんバレバレになってきたって感じですが(爆)
山田えいじさんの漫画はもうひとつタイトルは忘れたけど二人の少女が赤ちゃんの時にすり替えられたって漫画があったんですよ。
ちょうどすずき真弓さんの「さすらいの太陽」と人の似てるかな。
方やお金持ちのちょっとわがままな少女、方や貧しいけど心優しい少女の話です。
って、昔の漫画ってどうしてお金持ちのお嬢様って我がままで性格悪いと決まってるんでしょうね(笑)
お金持ちでも心優しくて性格もいいって人もいると思うんだけど。
逆にお金持ちの人のほうが心が豊かに育ってるから性格もいいんじゃないかと思うけど。
貧しくてもひねくれてる子もいますからねえ(笑)
最近、、昔の作品が凄く懐かしくてヤフオクとかで見つけたらよく購入してます。
ただ、ひとつ残念なのは木内千鶴子さんの「天国がみつからない」をヤフオクで入札してたのに終了間際になって高値付けたれて逃してしまいました(涙)
木内さんの作品も貸本時代からよく読んでて別冊マーガレットとかで掲載されてた作品もよく読んでました。
いつも何か考えさせられる結構奥が深い作品が多かったなあ。
わたなべまさこさんの「おかあさま」
昭和37年?ぐらいにりぼんで連載されてた作品で復刻版ですが先日ヤフオクで落札しました。
どうしてもタイトルが思い出せなかったのが私のブログによくレスくれるマロさんのおかげでやっとわかり即ヤフオクで入札。
そして、めでたく入手できました。
私がりぼんを買い始めた頃よりも前の作品なのでたぶん、従姉のお姉ちゃんに見せてもらってたかなんかだと思います。
先日本が届いて読んでみると「ああ~、この場面覚えてるな」というようなところが多々ありました。
復刻版は全2巻ですがたぶん私が読んだのは2巻以降だと思われます。
なんと言っても主人公の桃代ちゃんのお姫様のようなお部屋。
可愛くてふかふかのベッド、当時凄く憧れましたねえ(苦笑)
おまけに住んでるところが田園調布とか。。。
ひえ~~、お金持ちだったんだなあ。
パパが外国で亡くなってママと桃代はおじい様に家を追い出されるけどそれでも海辺の別荘に住んでるという。。。
なんなんだ~~って言いたい(笑)
しかし、このl頃のわたなべ作品、バックに何故かバラの花が。。(笑)
でも、この当時の漫画好きでしたね。
今日、書店に行って新刊チェックをしてたら水野英子と書いてあるコミックを発見!
しかも、「ローマの休日」って。。。え??ええ~~~~!!
あの「ローマの休日」なの?と思わず手に取りましたよ。
「ローマの休日」は私がまだだいぶ小さい頃に(笑)りぼんの付録で読んだことある作品です。
もちろん当時はオードリー・ヘップバーン主演の映画だったとは知らず凄くロマンチックで素敵なストーリーだなあと思ってました。
今回、著作権の保護制作期間というのが切れたので復刻できたそうです。
すっごい嬉しいなあ。
価格は743円とちょとお高めで(涙)しかもまだ給料が入ってないというのに我慢できずに買ってしまいました(苦笑)
水野先生の作品ではやはりりぼんの付録で「ヘレン・ケラー」もありましたね。
あれも是非是非復刻してほしいですねえ。
ヘレンがポンプの水を手に取り初めて「ウォーワー」と言った時のサリバン先生の喜び、今でも脳裏によみがえってきます。
水野先生はわたなべまさこ先生同様私が初めて漫画を読み始めたきっかけとなった漫画家さんです。
今時の漫画家さんのようにトーンも使わず手書きの線だけで描かれるとか。
周りが古いと言われようと私は水野先生の漫画が今でも大好きです。
まだ私が小学校に上がった頃ぐらいに読んだ漫画。「ラインの小箱」です。
牧美也子先生と松本零士先生ご夫婦で描かれてる作品です。
確か雑誌に載ってたのを読んだ記憶があるのですが最終回がどんな結末になったのか読んでないのがすご~~く残念です。
流石にこれを読んだことのある人はいないでしょうね?
もしいたらすっごい嬉しいですが。
キャロンは貴族のお姫様でフランツと恋に落ちます。
でも、キャロンには父親が決めた貴族の婚約者がいるのですよ。
よくありがちな話ですが舞台がライン川の流れるドイツでしかも時は中世紀というロマンチックなストーリーです。
それで今までスルーしてましたが最近になって「DoDa Dancin!」wp読んですっかり嵌まってしまいました。
数年前に「イマジン」はドラマを見てた関係から原作コミックも全巻古本屋で見つけて読みましたがあれはいま一つ印象薄かったですね。
それで以来ほとんど気にも留めてなかったのですが「DoDa Dancin!」にはやられましたね。
それで他の作品も読んでみたくなり「愛のアランフェス」「白のファルーカ」「ダンシング・ゼネレーション」「恋のたまご」などいろいろ読破してます。
いや、ほんとにおもしろくて読み始めたら止まりません。
作品的には「愛のアランフェス」「ダンシング・ゼネレーション」「「おいしい関係」あたりが好きですね。