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漫画と音楽の日々

大好きな漫画と音楽について自由に書いていきたいと思います。

まんがグリム童話 「オズの魔法使い」

2013-03-24 08:37:57 | マンガ

久しぶりに漫画ネタを書いてみたいと思います(苦笑)

私が時々行ってる漫画の掲示板で知ったのですがちょっとエッチな「オズの魔法使い」です(笑)
漫画を描いてるかずはしともさんは元々ちょっと大人のエロな漫画を描かれてる方ですが私は結構好きです(笑)

私はただエロなだけじゃなく内容的に主人公が苦難を乗り越えて生きていく上でそういう過程があってその後に幸せがあったり感動があったりするそういうストーリーが好きです。
そんな内容なら多少のエロな場面もOKです。。って、オイオイ。

この「オズの魔法使い」全3巻は土台はもちろん有名なオズが元になってるのですが多少設定が違います。
主人公、ドロシーは早くに両親を亡くして娼婦として働いています。
でも、常に前向きで明るくて、そんなドロシーの生き方が好きです。
女の子とヤルコトしか(失礼)考えていない頭が空っぽのエロかかし、スケアクロウ。
元は人間だったけど今は心臓がない木こりのブリキ、
力はあるのに臆病で童貞なライオン。
そして、ドロシーの飼い犬のトトは時々人間の好青年になります。

この登場人物たちで願いをかなえてくれるオズを探して旅に出ます。
途中、様々な出会いや困難、死にそうな目に合ったりしますが結局最後までみんなで乗り切ります。

最後、ドロシーはオズの国の国王オズマに結婚を申し込まれますがそれを断って1人カンサスへ帰ることにします。

カンサスでは大きな竜巻が起こってて今まで莫大な税金を取って悪行三昧をしていた町長が死に町の人々にも平和が訪れます。
そして、ドロシーにも感動的な出会いが待っていました。

と言うストーリーですがエロはちょっとのエロも苦手という方にはおススメできませんが(笑)
これは凄く面白かったです。
興味のある方は是非、是非、読んでみてください。


同期生 「りぼん」が産んだ漫画家3人が語る45年

2012-10-22 16:23:49 | マンガ

書店で見つけた1冊の本。
一条ゆかり、もりたじゅん、弓月光の3人の先生方が語る漫画家デビューの頃から苦労した時代、ヒット作などいろいろなことが書かれています。
内容は漫画ではなくエッセイ的な感じ。

私の漫画人生においてはこの先生方を語らずにはいられないって感じです。
私が漫画を読み始めた頃、一条先生の漫画は大抵読んでました。
ただ、途中りぼんを卒業して花とゆめ、プリンセスなどにのめり込んだ時期で(苦笑)この頃の作品は読んでなくて数年前に昼ドラで「砂の城」が放送されたのをきっかけに読んでない作品を集めて読みなした。

大昔の少女漫画と言えば貧しい少女が懸命に生きる。
そして、お母さんと生き別れて。。みたいな。。(笑)
そして、必ずライバルの意地悪なお金持ちの少女がいるという設定。
一条先生はそういう少女漫画の設定が嫌いでいってみれば少女漫画の異端児みたいな。。

もりたじょん先生の漫画もよく読みました。
タイトルはあまり覚えていませんがりぼんコミック、マーガレット、YOUなどでいろいろ。。
もりた先生はデビュー以来、しばらくなかずとばずだったそうですが私はもりたさんの漫画結構好きでしたけどね。
ご本人は連載が得意じゃなく実際一条さんのように長期連載という作品はないようです。


弓月光先生は出身が私の住んでるお近くだったみたいでビックリです。
しかも、中高校は私の地元の私立男子校。
学生の頃のお住まいが高砂の某社宅と聞いて2度ビックリ。
私の友達が結婚して住んでたところとすぐ近く。
世の中狭いですねえ。

私が子供の頃から大好きだったのが水野英子先生の漫画です。
水野先生の作品は私が小学生の頃から素敵でした。
「ハニーハニーの素敵な冒険」、「素敵なコーラ」、「セシリア」、「こんにちは先生」、「白いトロイカ」、「赤毛のスカーレット」、「ブロードウェイの星」、「グラナダの聖母」、
短編ものもヘップバーンの名作映画を漫画にした「ローマの休日」、あすなひろしさんとの合作である「オンディーヌ」、ツルゲーネフの「初恋」、「セレネの嘆き」、「にれ屋敷」などなど。。

「白いトロイカ」は少女漫画で歴史ものが描かれた初めての作品だったんじゃないでしょうか。
これはほんとに宝塚で舞台化して欲しいです。
ロシア革命を背景にロザリンダとレオの恋を織り交ぜて登場人物もアドリアン、ナタリア、などの主要人物から脇役までいろいろいるかと思います。
宝塚の脚本家の先生、いつまでもベルばらばかりにしがみついていないでこういう作品にも目をっ向けてくださ~い(笑)
一条先生も「白いトロイカ」は絶賛しています。

もりたじゅんさんが今の現状から考えると漫画は衰退しつつあると描かれていましたが私もそれはちょっと感じています。
電子書籍、ネットで読めたりする中でも私はやはり実際に本を手にとって読むほうが好きです。
でも、今は漫画を描く凄い才能を持ってる人がゲームや他の分野でその才能を使っているというもりたさんの意見に私も納得です。
実際に雑誌とかの売れ行きは厳しい状態にあるみたいですしね。

山岸涼子さんがデビューした時は一条先生いわく、凄い才能の人が現れたと思ったそうです。
「アラベスク」で本格的なバレエを描いたのは山岸先生が初めてだったようです。
実際に私も「アラベスク」でいろんあバレエ用語を知りました。
プリエとかグランフェッテ、ピルエット、パ・ド・デューとか・・
「アラベスク」はとかく「花とゆめ」か「LaLa」だと思われがちですが連載当初は「りぼん」だったんですよ。

時代は流れ、田淵由美子さん、太刀掛秀子さん、陸奥A子さんなどが活躍されますが私はこの時代りぼんから離れてマーガレットやフレンドなどを読んでたと思うのでリアルタイムでは知りません。

この本を読んで漫画が世の中に認められてきた頃から今までのこと、いろいろわかりました。
諸先生方の苦労、描くことの大変さ、、。。
私が子供の頃は漫画を読むこと事態、低俗、みたいなことを言われましたね。
今、漫画がドラマや映画になったり外国でも人気になったりしてやっと漫画も文化の一環?みたいな。。。
私が産まれた頃、すでに一線で描いておられたわたなべまさこ先生は凄いですよね。
一条先生も憧れの漫画家さんだと言っておられますがりぼんで連載してた「王女ミナコ」、マーガレットで読んだ「従姉妹マリア」、「バラ色の真珠」、「ガラスの城」、「聖ロザリンド」、「青いきつね火」など怖い漫画も多かったけど私が印象に残ってるのは別冊マーガレットで掲載された素敵な作品です。
タイトルとかはすっかり忘れてしまいましたがコレットという名前。
最後は悲しい結末だったような記憶があります。
中国ものの作品もありました。
百蘭という名前を覚えていて。。
少女がふとしたことから不思議な体験をします。
百蘭に仕えているのが秀麗。
タイトルがすっかり忘却の彼方です。。

長々と書きましたが私のこだわりのこの1冊。
是非、読んでみてください。


辻占売11巻

2012-10-22 15:28:39 | マンガ

今日、書店で見つけました。
この作品は何かほんわかしてあったかい感じで好きなんですよ。
1巻からず~~っと集めてます。

迷った魂を逝くべきところへ導いてあげる。
主人公の閑(しずか)さんも好きだけどサブキャラの未信さんも癒されます。

ホラーって感じでもなく、摩訶不思議なストーリー。
秋乃茉莉さんの「ペットショップ・オブ・ホラーズ」もそうだけどこういう話、大好きです。


「ベルサイユのばら」40周年

2012-09-26 12:46:10 | マンガ

池田理代子先生の原作漫画「ベルサイユのばら」が今年で40周年になるそうです。
私は「ベルばら」は週刊マーガレットで連載してる頃、よく学校の帰りに書店で立ち読みしてました(笑)
その後、「ベルばら」が宝塚の舞台になると知って最初は「え~~?!」って思いました。
だって、私は大の原作ファンで。もし漫画のイメージが壊れたら絶対許さないと思ってました。
でも、それは見事に裏切られて。。と言ってもいいほうにですよ。
それまで宝塚なんてよく知らなかった私がテレビで榛名由梨さん演じるオスカルの「ベルサイユのばら」を見てすっかり宝塚のファンになってしまいました(笑)

数日前にたまたま書店で目に付いた「池田理代子の世界」
初期の作品から今までの数ある作品のことが掲載されてます。
池田先生は漫画化デビューされてからも45周年になるんですね。
そして、池田先生に関わる漫画家さんたちのコメントも面白いです。

思えば、私が池田作品に最初に出会ったのはベルばらよりももっと前。
貸本の単行本でした。
タイトルは忘れましたがストーリーもよく覚えています。
週刊マーガレットでは「この空の下に」が最初だったと思います。
その後、「ふたりぼっち」「桜京」「章子のエチュード」「ベルサイユのばのようなら」「おにいさまへ。。」「オルフェウスノ窓」、セブンティーン連載でしたが「妖子」とかもありましたね。

短編読みきりでも好きな作品が結構ありました。
「ローラの初恋」とかも好きだったな。
幼い7歳か8歳?のローラがふとしたことで出会ったハンサムな青年に恋をします。
でも、自分のような子供ではなく美人の姉のリディアのような大人だったらと願います。
すると目が覚めると不思議なことが。。
自分が大人になっていてお姉さんそっくりになっていたのです。
ローラは急いでアルマン?だったかな?に会いに行きます。
アルマンもローラの美しさに惹かれていきます。
でも、ローラはやっぱりまだ子供。アルマンと本当の恋はできません。
そこで、ローラは自分の屋敷に招待して姉と引き合わせます。
そして、二人はめでたく結婚しました。
ローラの胸には初恋の甘い痛みが残りましたが。

この時代ってこういうメルヘンちっくな作品が多かったですよね。
私はこういう作品が大好きでした。

「オルフェウスノ窓」は最初マーガレットだったのが途中でセブンティーンに変わりましたよね。
セブンティーンに変わってから何かあまり覚えてなくて最終回なんてどうなったのか思い出せませんね(苦笑)
聴くところによるとイザークが殺されるとか聞きましたが。
その辺どなたか詳しく教えてくださいませ。

「ベルサイユのばら」に関してはコミック全10巻、何度も何度も読み返しました。
宝塚の舞台はもちろん大好きですが実写では表しきれない表現力ってありますよね。
私は今でも「ベルばら」は漫画原作が一番だと思ってます。
オスカルの微妙な心理、アンドレのオスカルに対する心の格闘、苦しみ。
身分違いと言う忌々しいものに一生報われない愛。
そして、アンドレを愛しているとわかった時のオスカルの女としての心。
そして、アンドレとオスカルが結ばれた時の場面。
こういうところも池田先生は凄く綺麗に描写されてますね。
アンドレが撃たれ、オスカルが撃たれ。。。
ロザリーがオスカルの胸に取りすがって泣き崩れるシーン。
あれには私も号泣しました。
何度読み返しても涙が溢れてましたね。

ベルばらを知って私はフランス革命の本まで買いました(笑)
こういう素晴らしい作品を描かれた池田先生は凄いと思います。
今、東京ではベルサイユのばら展が開催されてるようですが大阪は来年だそうですね。
来年といえば「ベルばら」が再び宝塚で再演されるとか。
たぶん、それに合わせてと考えたのでしょうね。
「ベルばら」公演も「ベルばら展」もどちらも凄い人出になりそうな予感ですね。
でも、きっと私は行くでしょうね(笑)

http://www.asahi.com/event/berubara40/

興味のある方は是非、見に行ってみて下さいね。


届きました~♪

2012-06-07 14:11:57 | マンガ

巴 里夫先生の「雪ん子の歌」と「りんごのなみだ」ついに届きました。
めっちゃ、嬉しいです。
また、再び巴里夫(パリオ)先生の漫画をこの手に取ることができるんばんて。
昔、貸本で借りて読んでた頃が蘇ってきました。

にしても、「りんごのなみだ」は1966年の作品だったんですね。
この当時は漫画家さんの原稿は出版社が持っていてそのまま処分されていたとか。。
よく、原稿が残っていたなと思います。

私が読んだ先生の作品はほとんどが貸本が多くて雑誌で読んだのは「5年ひばり組」か「ヨ~イドン」ぐらい?
iいや、もっと他にもあったけど忘れちゃったか(笑)
「りぼん」のカラーシリーズの「さよなら三角」、「チビとノッポの物語」、「二つ星の旅」などは覚えてますけどね。
そういえば、「二つ星の旅」も近いうちに復刻されるみたいですね。
小さい時に別れ別れになった姉妹のお話しで胸が切なくなったのを覚えています。

パリオ先生の作品は今の人間がすっかり忘れてる何か大事なものを思い出させてくれます。
貸本で時代物のお話もありましたね。
お城のお姫様が身分を隠して城下に出向いて商人の家の女の子と知り合って仲良くなると言うストーリーだったと思います。
名前は藤姫様?でしたっけ?
お城へ帰るとき、女の子(名前忘れたけど)に「そなたのこと、ずっと妹じゃ」とか言って泣いて別れました。
先生の作品は基本明るいけどこういう胸キュンな要素もあって大好きです。

覚えている方いますか?


巴里夫作品

2012-06-05 17:19:30 | マンガ

昨日、偶然巴先生のホームページを見つけて昔の作品が復刻されてると知り感激しています。
小、中学生の頃に貸本や、雑誌で読んだあの名作を今再び読めるなんて。。
どうしよう、嬉しすぎて踊りたいぐらいですが。。ダンスはできないんだ(笑)

早速「雪ん子の歌」、「りんごのなみだ」を注文しましたが先生からのメールでサインを入れて送ってくださるとのこと。s
きゃ~~、どうしよう。
一生の宝物にします。
「5年ひばり組」は私がちょうど漫画を読み始めた頃の作品です。
お金を貯めて全巻揃えたいものです。

先生もまだお元気でいらっしゃるんですね。
最近では私の青春の頃の歌手やタレントさん、漫画家さんなどの訃報を時々耳にします。
どうか先生はいつまでもお元気で漫画を描き続けて欲しいです。

今から、届くのが楽しみです。


少女漫画時代の男性漫画家

2012-03-18 17:32:14 | マンガ

私が漫画を読み始めた頃、りぼん、なかよし、マーガレット、少女フレンドなどでも男性漫画家さんが活躍されていました。
例をあげるなら横山光輝、東浦美津夫、赤塚不二夫、保谷よしぞう、吉森みきお、ちばてつや、楳図かずお、浜慎二、江原伸、関谷ひさし、巴里夫。。。などなど。発売

横山光輝の「金色のキューピット」、「ちびっこ天使」、「魔法使いサリー」
「金色のキューピット」は私がりぼんを読み始めた頃にはすでに連載していた。
「ちびっこ天使」は天使のチルルとマルルが人間のことを勉強するために人間界に降りて人間として活躍すると言うストーリー。
「魔法使いサリー」は最初は「魔法使いサニー」でしたね。
聞くところによると当時日産の車、と同じ名前だから途中でサリーに変えたとか。。

東浦美津夫さんの作品を初めて読んだのは「ふりそで剣士」
フレンドで連載してた「こんにちはお嬢さん」も面白かったです。
東浦さんの作品で「石の顔」と言う漫画が週フレで連載してたのを読んだことありますが凄く怖かったですね。
願い事をかなえてくれると言う石の面ですが願い事が叶う代償として必ず自分の身に恐ろしいことが降りかかると言う話でした
主人公のお姉さんが200万円を欲しいと願いを翔けた代わりにお姉さんは仕事中に機械に巻き込まれて死んでしまいます。
最後はどうなったんでしょうね?
その辺は覚えてないんですよ。
ただ、怖かったと言う印象だけが記憶に残ってます。

赤塚不二夫の漫画は「ひみつのアッコちゃん」はもちろんですが「キビママちゃん」と言う作品もありました。
お父さん、長女テツコ、長男カオル、次男?、次女?
と言うお父さんと4人の子供たちのいる家庭にお手伝いさんが来てグータラでどうしようもない家族たちを厳しく指導します。
連載開始の時、「ママみたいに厳しいから」「あいつはキビママだ」と言う台詞があったのを覚えています。

保谷よしぞうはりぼんのカラーシリーズでも「銀のカンテラ」って言う作品があったなあ。。
確かマーガレットかフレンドでも連載してたと思いますが。。
私が覚えているのは警察が犯人を追いかけてて一発の銃弾が主人公の少女のお父さんに当たりお父さんは亡くなってしまいます。
その少女の父を撃った警察官が幼馴染?の少年の父親でした。
それが元で少女と少年の間は険悪になります。
でも、やがて少女は不治の病にかかってしまい後わずかの命と宣告されます。
学校の先生と同級生が卒業式に出られない少女のために一人だけの卒業式を行ってくれます。
ラストはどうなったのか覚えていません。
また、別の話では両親のいない二人の姉妹が暮らしているところに記憶喪失の女の人が現れます。
行くあてのない女性は二人の家に一緒に住むことになるのですが女性を母親のように慕う妹は自分の母親になってくれるよう頼みます。
姉妹と女性との穏やかな日々が何日か続きますがやがてふとしたことで女性は記憶を取り戻しもといた家族のところへ帰ってしまいます。
姉妹は女性を探して周りやっと見つけますが女性は記憶を失っていた時のことはすっかり忘れていました。
妹のほうは「ママ~!」と、泣き叫びますが姉が上手くその場をごまかして後で妹には「あれは確かにママだったけどママは元の家族のところで幸せに暮らしてるんだから〇〇ちゃんもママの幸せを喜んであげてね」みたいなことを言って妹を納得させます。
ちょっと悲しくて切ないラストでした。
タイトルは覚えていないのに内容だけは結構鮮明に覚えてるんですよね(苦笑)

私が小学生の頃に怖い漫画といえば楳図かずおさんもそうですが後、池川伸治、江原伸、浜慎二とかありましたね。
江原伸さんの「紅あざみ」は今でも怖かったのを覚えています。
池川伸治さんの作品は貸本でよく読んでましたが週刊マーガレットで「わたしを見ないで」と言う作品が連載されたことありました。
吸血コウモリにまつわる話で少女が血を飲んで吸血鬼に変貌していく様が怖かったですね。
池川さんは絵柄も内容も当時の少女漫画にはちょっと過激すぎて合わなかったのか2作品ぐらいで少女漫画雑誌からは消えてしまいましたね。

関谷ひさしさんの漫画は3歳上の兄が「少年」を毎月買ってたのですがそれに掲載されていた「ストップ!にいちゃん」が凄く面白くて毎月笑い転げながら読んでました。
特に「はくほうどうさん」と言う怪しげな?マッサージ師と勇一との関係がたまらなくおかしかったです。
そして、幼馴染のサチコ、弟の賢二、お隣に引っ越してきたアメリカ人のハリーとその弟。などなど。。どれもいいキャラでしたね。
関谷さんの作品はりぼんでも何作か描かれています。
「山の子ユリ」ともう一つ、お父さんが開業医をしてる女の子が主人公で名前は。。。何て言ったかなあ?思い出せない。

巴里夫さんの「あくしゅでポン」、「5年ひばり組」、カラーシリーズで読んだ「さよなら三角」、「チビとノッポの物語」、「ふたつ星の旅」、「ちびっこ先生」など。
「ふたつ星の旅」は貸本でも読んだことあるのですが赤ちゃんだった妹が子供のいない夫婦に貰われていくときに妹の名前を呼びながら去っていく車を必死で追いかける主人公の姿が今でも思い出されて涙が出ます。
巴作品はああいうところが凄く上手いなあと思います。

鈴原研一郎の「シャーリーの冒険」、「レモンの年頃」、「ハロー天使さん」
後、「ルリ子がふたり?!」、などのミステリー作品もありましたね。
この方の戦争ものも感動的で良かったです。

川崎のぼるさんも一時期少女漫画でよく描かれてました。
カラーシリーズで読んだ「泣かないでもう一度」、「黒い天使」は良かったです。
「黒い天使」は今だったら人種差別の問題で引っかかったかもしれませんね。
もう一つ、時代もので元々、侍の人が親のない孤児を養ってるというストーリーである日、角兵衛獅子の女の子が親方にひどい目に合わされてるのを見て女の子を酷い主人から助けます。
女の子口が利けなくてなかなか打ち解けませんでしたが一人の男の子の誠意のお陰でみんなと打ち解けるようになりました。
これもタイトル忘れちゃったんですよね。
内容はしっかり覚えてるのにね(苦笑)
後、カラーシリーズの「おおひばり、たからに」、「この丘で泣いてくれるな」もありましたね。
「おおひばりたからに」は白血病の少女とサッカー少年との淡い恋でしょうかね。
「この丘で泣いてくれるな」はたぶんオードリー・ヘップバーン主演の「許されざるもの」にほぼ似てるのであれが原作じゃないかと思います。

芳谷圭児さん>「母子草」、「星空のマリア」が好きでしたね。
「星空のマリア」はクリスチャンである主人公がバタ屋?と言われている貧しくて蔑まれている人たちを救おうと一生懸命になっています。
これって、実際にあった話なんですかね?

最後につのだじろうさん。
「心霊教室」とか心霊ものを漫画にして描かれていたので有名ですがその昔はりぼんで何作か名作を描かれています。
「野菊咲く丘」、「悦っちゃん」は良かったですね。

それから竹本みつるさんってのもいました。
たぶん男性なんじゃないかと思われますが「クリスマスのゆびきり」など父親と娘の愛情を上手く描かれてて小学生だった私は何度も読み返しました。


他にももっともっと活躍された男性漫画家さんいると思います。
ほんとにいい時代でしたね。


ああ、懐かしの少女漫画(続き)

2012-02-29 16:56:20 | マンガ

さっきの続きです。

「なかよし」でよく描かれてた松井由美子さん。
私が大好きだった漫画家さんです。
どこが好きってその絵柄が好きでした。
つぶらな瞳、愛らしい口元、などまさに好みでしたね(笑)
姫野さんが書かれてる「フォンテーヌ」も読みましたが私が今でも印象に残ってるのは松井さんが描かれた「風と共に去りぬ」です。
まだその頃は宝塚で「風と共に去りぬ」は公演されてませんでしたがスカーレットはもちろんレッド・バトラー、アシュレイ、メラニー全て原作のイメージどうり。
これを読んで私は「風と・・」に興味を持ちましたね。

やはり貸本時代から読んでた矢代まさこさんの漫画は本当に面白かったですね。
矢代作品で少女雑誌に掲載されたのは確か別冊マーガレットで読んだ「ゲンの吹雪」、デラックス・マーガレットで掲載された「シークレット・ラブ」
貸本のようこシリーズでは「孤島の夢路」、「大人になりたくない」、「代打プリンセス」、「歌うこがらし」、「よっこヒヨッコ逃亡記」、「ピーナッツを一粒」、「笑ってごらん」、おっこちた女神様」、などまだ他にも読んだ本あるかもしれません。

そして、大好きな忠津陽子先生。
忠津先生の代表的な作品といえば[美人はいかが?」みたいですがもっと面白い作品がいっぱいありますよ。
コミック化されていない「ファニー」、「ママはライバル」も外せない作品です。

松尾美保子先生の漫画はバレエ漫画の「ガラスのバレーシューズ」。
主人公の純子はお母さんとの二人暮らし。
でも、バレエの才能が凄くあってライバル金井れいこ?だったかな?と、プリマの座を競います。
あの当時、私は凄くバレエに憧れてましたね。
「りぼん」では牧美也子先生の「虹にねがいを」フレンドでは西谷祥子先生の「白鳥の歌」、ちょっと後には山岸涼子先生の「アラベスク」などバレエ漫画の時代でした。
でも、私の住んでるところは兵庫の岡山に近い海辺の田舎町。
バレエを習うようなところはどこにもなかったですね。
あるいは姫路へでも行けば一箇所ぐらいあったのかもしれないけど。。

そんなわけでバレリーナへの夢は断念して将来は漫画家になりたいって思ってました。
私がりぼんを読み始めた頃に漫画スクールと言うのがあってその漫画スクールで金賞をとってデビューしたのが一条ゆかりさん、弓月光さん、もりたじゅんさん、美内すずえさん、忠津陽子さんなどがいました。
別冊マーガレットで絵物語を描かれてた高橋京子さんって人がいましたが後に漫画のほうも描かれる様になりましたね。
マーガレットといえばあべたかこさんという漫画家さんもいました。
私が好きだったのが別マで掲載された「ルイーズの瞳」、それから船乗りと娘との恋を描いたちょっと宝塚の「霧深きエルベのほとり」のような作品もあったなあ(苦笑)
週マで連載してた作品もありました。
男の子と女の子の双子の話で大きなお屋敷の息子はそこで働いてた娘と結婚します。
それを父親は大反対していて若い二人は出て行きます。
二人に最初にできた子供を父親に渡すと言う約束で結婚を許してもらいます。
産まれた子供は双子でした。
女の子のほうを父親に渡します。
やがてその女の子アイリーンは大きくなって美しい娘に成長します。
でも、男の子の両親は父親は事故に合って亡くなり母親は病気で寝ています。
男の子が働いて母親を養っています。
ある日、アイリーンの知り合いがアイリーンそっくりの男の子に出会い驚きます。
と、何かこの辺で記憶の糸がぷっつりと途切れてるんですよ。
聞くところによると作者のあべたかこ先生が事故に合われたとか。。
その後は漫画を描けない状態になってしまったんでしょうかね?
凄く残念です。

少女フレンドでは北島洋子さんの「アイリス」とか「美しきスザンナ」とか読んでましたね。
「美しきスザンナ」はアメリカの南北戦争を背景に親戚の叔母さんや従兄に虐められ家までのっとられて。。それでも強く生きていくスザンナが好きでした。
最近、コミック全2巻がヤフオクに出てたけど凄い金額でしたね。

姫野さんは漫画を読まれてた時期が中学に上がったぐらいまでだそうですが私はもっと、それ以上に上をいってます(笑)
私はりぼん、なかよし、週マ、週フレ、別マ、別フレ、更にセブンティーンにまで手を伸ばし(笑)漫画という漫画は全て制覇?したのではと思っています(笑)
あ、忘れちゃいけない少コミもありました。
初めて少女コミックを読んだのは最初のページが確か上原きみこさんの「走れエンゼル」だったと思います。
少コミも今ではすっかり変わってしまいましたが私は花とゆめ、プリンセス、ボニータに至るまでしつこく読んでました(笑)
漫画にかけてはオタクと言われても驚きません(笑)
結婚してからしばらく漫画から離れてた時期もありましたが194年頃からBL(ボーイズラブ)に嵌って(笑)その後10年ぐらい読み漁ってました。
これを語り出すとまた長くなるのでまた次の機会に話しますね(苦笑)

てなわけでまだまだこれからも続くであろう私の漫画人生。
宝塚も観つつ漫画も読んでと言うんだから忙しいわ(笑)
最近、私が昔読んでた漫画家さんが亡くなったりと言うことも結構あったりして寂しい限りです。
でも、昔読んだ名作はいつまでも心に残ってますよね。


ああ、懐かしの少女漫画

2012-02-29 09:18:13 | マンガ

アマゾンで偶然面白い本を見つけました。
姫野カオルコさん作の「ああ、懐かしの少女漫画」
この方の名前は初めて知りましたが年代的にほぼ私と同年代のようです。
姫野さんが子供の頃に読んだ漫画は私が初めて漫画に嵌った漫画家さんがオンパレードで出てきます。

読んでると、牧美也子さんから赤松セツ子さん、楳図かずお、はまえりこ、一条ゆかり、松井由美子、浜慎二、巴里夫、忠津陽子、わたなべまさこ、平田真樹子、大和和紀、矢代まさこ、松尾美保子、西谷祥子、木原としえ、大島弓子、山岸涼子、などなど。。。。
私の青春の全てをささげた漫画家さんと言っても過言ではないほどです(笑)
でも、付け加えるなら水野英子先生が入ってないなとちょっと不満ですが(苦笑)

赤松セツ子さんの漫画は貸本時代によく読みました。
姫野さんも書かれているように主人公の少女が足が不自由とか目が見えないとかそういうのが多かったような気がします。
昭和30年代後半から40年代前半の頃の週間フレンドで何作品か描かれてました。
私が記憶してるのは「薔薇姉妹」、「乙女の祈り」です。
タイトルからしてずいぶんベタですよね(笑)
でも、当時は結構夢中になって読んでた記憶があります。
「乙女の祈り」は内容は覚えてるのですがタイトルがすっかり忘れてたのを姫野さんのこの本でわかりました。
桜町家の4人姉弟。
次女のるみちゃんは確か車にはねられたのが元で目が見えなくなると記憶しています。
でも、目の見える間にママに会っておきたいと一人で出て行きますが途中で倒れて親切な夫人に助けられます。
そこまでは読んだのですがそこから先、記憶の糸がぷっつりと途切れてるんですよ。
だから最終回がどうなったのか凄く気になります。

怖い漫画を描く漫画家さんではまえりこが出てきますが私もその昔、なかよしでよく読みました。
女の人の頭の後ろに口があって人を食べてしまう話とか、怖い壷の話では人から人へと渡っていく壷の話です。
その壷を手に入れた人は何十年も若返ってしまうという話。
これを読んだことのある人っているでしょうか?
たぶん、ほとんどいないでしょうね。
最後は老夫婦が壷を手に入れます。
お婆さんが壷を覗いていたら壷から手が出てきておばあさんはビックリして腰を抜かしてしまいます。
そこで終わっててまだ続きがあったようですがその続きは読んでないんですよ。
はまえりこさんの漫画におでんの屋台をしてるお母さんが出てきますが私は「おでん」の屋台って全国共通かと思ってましたがそうじゃなかったんですね。
私が子供の頃、私の住んでるところではいつも屋台でおでんじゃなくてこちらのほうでは「関東炊き」と言ってました。を売りに来るおじさんがいました。
いつも笛をピーっと鳴らして人を集めるのでみんなピーのおっちゃんと呼んでましたね。
このおっちゃんの関東炊きがすっごい美味しくて特に上にかけるおつゆが生姜醤油で甘口と辛口があったんですよ。
よくお鉢をもって買いに行きました。
因みにこのおっちゃん、夏はわらびもちを売ってました。
まだ、高度成長期の時代、こういうのが子供たちの楽しみだったんですね。

って、話がちょっとそれましたが私は小3の時から雑誌は「りぼん」を毎月買ってました。
昔は書店の人が毎月発売日になると玄関へぽんと置いていってくれて月末に母が纏めて払ってたみたいですね。
しかし、今考えると玄関の戸が簡単に開いて本を置いていけるって。。。ちょっと無用心な気がしますがそれだけのんびりした時代だったんでしょうね。
私は「りぼん」を読みながらも「なかよし」もそれなりに読んでました。
どうして読むことができたのか今でも謎ですが友達に借りてたのかどうかわかりません。

私が小学校に入ったぐらいから中学にかけて貸し本屋が凄く流行ってて近所の貸本屋に足しげく通いました。
その頃によく読んだのが巴里夫、楳図かずお、森由岐子、佐川節子、泉久子、関口みずき、丘けいこ、木内千鶴子、田中美智子、赤松セツ子、むれあきこ、他に誰がいたでしょうかね?
あ、大石まどかとかも読みましたね。
怖い漫画では池川伸治、杉戸光史、などなど。
たぶん他にももっと読んでると思いますが作者が思い出せません(苦笑)

週間フレンドで私が好きだったのは東浦美津夫と言う漫画家さんもいましたね。
怖かったのは「石の顔」というホラー漫画。
「こんにちは、お嬢さん」と言う作品は最近ヤフオクで入手しました。
そもそも、この人の漫画を読んだのは「ふりそで剣士」と言う時代物。
いってみれば「リボンの騎士」の日本バージョンと言えばいいかもしれません。、
それも時代は戦国時代で一国のお姫様である雪姫が男装をして活躍すると言うちょっと宝塚みたなストーリーです。
その後、「マリアの剣士」と言う作品もありました。
あ、「石の顔」、「こんにちは、お嬢さん」はマーガレットだったようです。
それから、「霧の中のピリカ」と言うアイヌの少女が病気のお母さんを助ける為に滝の中に入って行き妖精になってしまうという話。
どの本で読んだのかずっと思い出せなかったのですが「なかよし」だったようです。
まだまだ、語りつくせませんがひとまずこれを投稿しておきます。


新刊コミック

2012-01-24 09:22:04 | マンガ

久しぶりに新刊が何冊か出た。
「悪魔の花嫁」あしべゆうほ、「漆黒神話」高階良子、「コルセットに翼」もとなおこ、「アイス・フォレスト」さいとうちほ、など。

「コルセットに翼」は完結してしまいました。
雑誌、プリンセスで掲載してた時からずっと立ち読みしてたのに(苦笑)
最後は以外やクリスティンはリアムと結婚!
まあ、あれはあれでハッピーエンドなんでしょうね。

「悪魔の花嫁」はプリンセスで連載してた最初のストーリーのほうが面白かったかも。

高階さんの作品もやっぱり「マジシャン」のほうが面白かった気がします。
ただ、「マジシャン」もラストの展開がえっ?!そうなるの!って感じだったけど。

最近は昔のようなすっごいワクワクするような面白い作品ってなくなったなあ。。
って、思うのは私だけ?
昔はもっと、続きが凄く気になるような面白い漫画が多かった気がします。
それこそ、「三丁目の夕陽64」の時代かな。。。
まだ、漫画の本1冊買うのが結構高価だった時代。
従姉妹の家の押入れの中に入り込んで(笑)マーガレット、少女フレンドなどを夢中で読んでたあの日。
近所のお好み焼き屋さんで置いてある漫画の本をそば焼きを食べながら読んでて母に「もう帰るよ」と言われてもなかなか尻を上げようとしなかったあの時代(笑)
今のように携帯もパソコンもゲームもなくて、でも、凄くキラキラして楽しい時代だったな。

貸本屋もよく通った。
本を選ぶのに長居しすぎて店番してる叔父さんに嫌味を言われても気にせず通い続けましたよ。
戸の開け閉めがどうだとか、もっと、早く本を選べとか。。
こっちは客で来てるのにさ。あのくそジジイ(笑)
ちょっと流行ってると思ってでかい態度とるんじゃねえって言ってやりたかったよ。
でも、巴里夫の漫画はめっちゃ面白かった。
巴里夫作品はほとんど読んだんじゃないかと思うくらい出てる本は全部読んでました。
面白くてでも、ちょっとホロリとするようなところもあって。。。。
ああいう漫画家さんはこれから先も出てこないんじゃないかなあ。
巴作品はオークションでもよく出てるけど凄い高値です。
やっぱりあの人の作品は人気あるんですねえ。

もう一度、あの時代にタイムスリップしてみたいわ。