漫画と音楽の日々

大好きな漫画と音楽について自由に書いていきたいと思います。

ああ、懐かしの少女漫画(続き)

2012-02-29 16:56:20 | マンガ

さっきの続きです。

「なかよし」でよく描かれてた松井由美子さん。
私が大好きだった漫画家さんです。
どこが好きってその絵柄が好きでした。
つぶらな瞳、愛らしい口元、などまさに好みでしたね(笑)
姫野さんが書かれてる「フォンテーヌ」も読みましたが私が今でも印象に残ってるのは松井さんが描かれた「風と共に去りぬ」です。
まだその頃は宝塚で「風と共に去りぬ」は公演されてませんでしたがスカーレットはもちろんレッド・バトラー、アシュレイ、メラニー全て原作のイメージどうり。
これを読んで私は「風と・・」に興味を持ちましたね。

やはり貸本時代から読んでた矢代まさこさんの漫画は本当に面白かったですね。
矢代作品で少女雑誌に掲載されたのは確か別冊マーガレットで読んだ「ゲンの吹雪」、デラックス・マーガレットで掲載された「シークレット・ラブ」
貸本のようこシリーズでは「孤島の夢路」、「大人になりたくない」、「代打プリンセス」、「歌うこがらし」、「よっこヒヨッコ逃亡記」、「ピーナッツを一粒」、「笑ってごらん」、おっこちた女神様」、などまだ他にも読んだ本あるかもしれません。

そして、大好きな忠津陽子先生。
忠津先生の代表的な作品といえば[美人はいかが?」みたいですがもっと面白い作品がいっぱいありますよ。
コミック化されていない「ファニー」、「ママはライバル」も外せない作品です。

松尾美保子先生の漫画はバレエ漫画の「ガラスのバレーシューズ」。
主人公の純子はお母さんとの二人暮らし。
でも、バレエの才能が凄くあってライバル金井れいこ?だったかな?と、プリマの座を競います。
あの当時、私は凄くバレエに憧れてましたね。
「りぼん」では牧美也子先生の「虹にねがいを」フレンドでは西谷祥子先生の「白鳥の歌」、ちょっと後には山岸涼子先生の「アラベスク」などバレエ漫画の時代でした。
でも、私の住んでるところは兵庫の岡山に近い海辺の田舎町。
バレエを習うようなところはどこにもなかったですね。
あるいは姫路へでも行けば一箇所ぐらいあったのかもしれないけど。。

そんなわけでバレリーナへの夢は断念して将来は漫画家になりたいって思ってました。
私がりぼんを読み始めた頃に漫画スクールと言うのがあってその漫画スクールで金賞をとってデビューしたのが一条ゆかりさん、弓月光さん、もりたじゅんさん、美内すずえさん、忠津陽子さんなどがいました。
別冊マーガレットで絵物語を描かれてた高橋京子さんって人がいましたが後に漫画のほうも描かれる様になりましたね。
マーガレットといえばあべたかこさんという漫画家さんもいました。
私が好きだったのが別マで掲載された「ルイーズの瞳」、それから船乗りと娘との恋を描いたちょっと宝塚の「霧深きエルベのほとり」のような作品もあったなあ(苦笑)
週マで連載してた作品もありました。
男の子と女の子の双子の話で大きなお屋敷の息子はそこで働いてた娘と結婚します。
それを父親は大反対していて若い二人は出て行きます。
二人に最初にできた子供を父親に渡すと言う約束で結婚を許してもらいます。
産まれた子供は双子でした。
女の子のほうを父親に渡します。
やがてその女の子アイリーンは大きくなって美しい娘に成長します。
でも、男の子の両親は父親は事故に合って亡くなり母親は病気で寝ています。
男の子が働いて母親を養っています。
ある日、アイリーンの知り合いがアイリーンそっくりの男の子に出会い驚きます。
と、何かこの辺で記憶の糸がぷっつりと途切れてるんですよ。
聞くところによると作者のあべたかこ先生が事故に合われたとか。。
その後は漫画を描けない状態になってしまったんでしょうかね?
凄く残念です。

少女フレンドでは北島洋子さんの「アイリス」とか「美しきスザンナ」とか読んでましたね。
「美しきスザンナ」はアメリカの南北戦争を背景に親戚の叔母さんや従兄に虐められ家までのっとられて。。それでも強く生きていくスザンナが好きでした。
最近、コミック全2巻がヤフオクに出てたけど凄い金額でしたね。

姫野さんは漫画を読まれてた時期が中学に上がったぐらいまでだそうですが私はもっと、それ以上に上をいってます(笑)
私はりぼん、なかよし、週マ、週フレ、別マ、別フレ、更にセブンティーンにまで手を伸ばし(笑)漫画という漫画は全て制覇?したのではと思っています(笑)
あ、忘れちゃいけない少コミもありました。
初めて少女コミックを読んだのは最初のページが確か上原きみこさんの「走れエンゼル」だったと思います。
少コミも今ではすっかり変わってしまいましたが私は花とゆめ、プリンセス、ボニータに至るまでしつこく読んでました(笑)
漫画にかけてはオタクと言われても驚きません(笑)
結婚してからしばらく漫画から離れてた時期もありましたが194年頃からBL(ボーイズラブ)に嵌って(笑)その後10年ぐらい読み漁ってました。
これを語り出すとまた長くなるのでまた次の機会に話しますね(苦笑)

てなわけでまだまだこれからも続くであろう私の漫画人生。
宝塚も観つつ漫画も読んでと言うんだから忙しいわ(笑)
最近、私が昔読んでた漫画家さんが亡くなったりと言うことも結構あったりして寂しい限りです。
でも、昔読んだ名作はいつまでも心に残ってますよね。



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4 コメント

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Unknown (プードルママ)
2012-03-02 00:42:29
こんばんは。夜遅くにお邪魔します。3月1日は一番下の男の子の卒業式で、きょうは感慨深い1日で、なんだかまだ起きています。ところで先日、巴里夫先生の「雪ん子のうた」 復刻版を手に入れました。40年ぶりくらいに読む事が出来て本当にウレシイ(*^o^*)

あの頃の事が思い出されて色んな事を考えました。一冊の少女漫画の中になんて素敵な世界があるんだろうと夢中になったのを覚えてます。
あの頃が懐かしいですね。

ではまた。






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プードルママさんへ (ななみ)
2012-03-02 21:54:26
息子さんの卒業おめでとうございます。

巴里夫さんの「雪ん子の歌」はヤフオクにも時々出品されてますが金額が凄い高額でとても手が出ません。
復刻版にしろ入手できたなんて羨ましいです。

巴作品は貸本時代から数え切れないくらいよく読みました。
どの作品もとても面白くてどこか切なくなるストーリーでした。

ああ、あの頃の漫画は本当に良かったですよね。
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Unknown (セシリア)
2014-08-03 14:09:05
こんにちは
あべたかこさんの双子漫画「花の季節に」マーガレットS43/24号-32号(終)その後「青春はかがやく」同誌、同年37号-45号(終)連載。
「別マ」S43/12「雪のアンベルス」これ以降掲載が、無いようです。
あべたかこさん、高橋京子さん、忠津さん、北島さん・・・知っています、好きな作品があります。
あべさんの事が知りたくて「わたしの少女マンガ史」小長井信昌著を読んだけど、取り上げられていませんでした。
あべさんはあの頃、高校生だったので、卒業後は別の職業へ就かれたのかな?とも思っていました。

姫野さんの著作カバーは「なかよし」の表紙ですか、懐かしいですね。ちなみに私は「りぼん」の購読者でした。でも「ガラスのバレーシューズ」知っていますよ。
望月さんの「おいでロッテ」も好きでした。
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セシリアさんへ (ななみ)
2014-08-05 09:14:03
凄く詳しいですね。
あべりつこさんは高校生だったのですね。
その後どうされたのか知りたいところですね。

高橋京子さんの漫画もコミック化はされてませんが別マではよく読みました。
特に今でも記憶に残ってるのは「君こそエンジェル」です。
双子の姉妹が赤ちゃんの時に生き別れになり姉のほうはお金持ちの家に養女にもらわれていき、それが高校生ぐらいになって偶然二人は再会。
姉が病気になりコンパニオンを妹に自分の代わりにしてくれるように頼みます。
姉の代わりにコンパニオンをするうえでアメリカ人のチャールズ?だったかな?と知り合います。
チャールズも姉とは何処か違い心優しい妹に次第に引かれていきます。
「君こそ僕が捜し求めていたエンジェルかもしれない」とか言うんですよ(苦笑)

高橋さんは結婚されたみたいですね。
今はもう漫画は描かれてないのでしょうかね?
高橋さんは最初、絵物語を描かれていてその頃から好きな漫画家さんでした。

今は別マもすっかり変わってしまいましたね。
時代の流れで仕方ないのでしょうね。
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