おきキヨと愉快な仲間たちの超私的日記(´・ω・`)

趣味のテューバと魚釣りの日記です(´・ω・`)

ベルリンフィル12人の金管奏者たち

2011年11月22日 22時44分39秒 | 音楽
大石会長

こちらこそよろしくお願いします。

会長と一緒にテューバを演奏するのとても楽しみです。

僕の方こそ足引っ張ってばかりだと思うので、こうなったら残りのテューバ奏者の人に頑張ってもらいましょう。

他力本願作戦でいきましょう!




お疲れさまです。

昨夜は山口県まで行って参りました。

ベルリンフィル12人の金管奏者達。

いつものようにバカップルと一緒に。



Σ(▼皿▼メ)

ギリギリ開演時間にセーフ。

プログラムをすぐにチェックだ。

おお。

メンバーはベルリンフィルの中でも結構最強の布陣だ。


Trumpet

ガーボル・タルケヴィ

タマーシュ・ヴァレンツァイ

ゲオルグ・ヒルザー

ギヨーム・ジェル

マルティン・クレッツァー


心配していたヴァレンツァイも居る。

しかし昔はタルケヴィよりもヴァレンツァイの方がなんていうかフューチャーされていたが、最近はプログラムでもタルケヴィが先頭になってたな。

まあ好みの分かれるとこでしょうね。


Horn

クラウス・ヴァレンドルフ

サラ・ウィリス


Trombone

クリストハルト・ゲスリンク

オラフ・オットー

トーマス・ライエンデッカー

イェスパー・ブスク・ソレンセン


Tuba

アレクサンダー・フォン・プットカーマー


よし、完璧だ。

やはりこうでないとな。



そして曲目もチェックだ。

うんうん。

どうにかなりそうな曲も少しやばそうな曲もあるな。


いや、万が一にでもね、アレックスがチューバ吹けなくなったりしたら、そこはもう俺が行くしかないでしょう。

例えば指をトイレのドアで詰めてロータリー押せなくなるとかね?

まあ何があるかは分からないので、いつでも代打で出撃する準備は満々だったのですが、会場にチューバ奏者他にも沢山いました(爆)

師O咲もいたし伊藤さんもいた。

俺が出る幕は無かったw



前回の夏の大阪公演の時は行く日に、長女が熱出して学校から帰ってきたので泣く泣く行くのを断念したのを覚えてる。

なので久々だ。

まずガブリエリのソナタ15番から始まり、続いてバッハのブランデンブルグ3番。

ベルリンフィルの定番中の定番だ。

そしてプレトリウスのフランス舞曲集からロッシーニのゼヴィリアの理髪師

1部最後はカルメンで締めくくり。

アラゴネーズ、アルカラの竜騎兵、ハバネラ、衛兵の交代、ジプシーの踊り


最高だ。

しかし・・・

しかしどうにもしっくりこない・・・

この会場の山口市民会館?

初めて来たんですけどね、とんでもなくデッドなんですよ。

もう全部生音でやってくる。

デッドのレベルが凄まじい。

ここはあれか?

60年代のシカゴでも目指して建設したのか?


せっかくのベルリンの響が全く堪能できない。

勿体なすぎる。



なので休憩中に大移動して後ろの方の真ん中の席に移動。

これが功を奏した。

かなり聞きやすくなった。


2部は、ウェーバーの「魔弾の射手」より“狩人の合唱”

クーツィールのブラス・シンフォニー。

ブラスシンフォニー、ぶっ飛びでした(汗)


アンレーセンの3つのスウェーデンの調べ(トロンボーン×4)

ゲーゼのタンゴ・ジェラシー


ラストが、グレンミラーストーリー。

グレンミラーのメドレーみたいなものだ。


こういうとあれだが、なんか今回のプログラムは前回の大阪公演とほぼ変わらず、言い方は悪いですが「やっつけ気味」な気がした。

個人的には最後のグレンミラーなんかはいらなかった・・・


ロンドンの小景の方が良かった。

もっとブラスアンサンブルの王道的なプログラムの方が嬉しかった。

それに会場のスーパーデッド具合も重なり、なんか少しフラストレーション溜まっちゃいましたね。


と思っていると、アンコールがJums

キタ━━(*・∀・*)━━!

まじか?

ベルリンのJumsは初めてだ。

これにはやられた。

サラのホルンがもうやばくてやばくて・・・・・・メロメロになってしまった。

このアンコール1曲で、もう最高に満足してしまった。

やはり最高だベルリンフィル。

行って良かった!

当たり前か。



そして会場を後にしようとしたら、なんと上郷小学校の篠原先生が。

なんだか最近よく会う(笑)

「安西小学校銀賞おめでとう」

と有難い言葉を頂きました。

したらね、


あー、ナミちゃんとミウちゃんのお父さんだ~

って、上郷小学校の子供達が!

ぉお(゜ロ゜屮)屮

藤井さんなんて

一緒にお好み焼き食べたよね~?

覚えてんだ?

みんな懐かしいぞ。

俺も全員覚えてる。

相変わらずみんな可愛いぞ。

しかも小学生の時からベルリンフィル聞きに来るなんて、なんて贅沢な環境やこいつら。

保護者のお母さん達とも久しぶりにお会いできお話できました。

なんだかラッキーなサプライズで嬉しかったです。

行って良かった山口県。



そういえばですね、話は全然変わるのですが、子供達が大阪城ホールで結果発表を聞いて大泣きしてた時に、隣に座ってた団体の子供達が

見て見て、あの子ら嘘泣きしてるよ~

って、皆で笑ってたらしい。

それを娘達から聞いた時に、そんな事あるわけないと思ったので「聞き間違いだろ?」と言ったのですが、他の子供達もみんな聞いたらしい。


これには驚いた。

ちなみに隣のその団体はゴールド金賞だったのだが、それでいいのか?

これがコンクール教育の弊害なのか?

この学校の教師は一体何を指導してきたんだ。

この大会で金賞を貰えるような素晴らしい演奏をしておきながら、どうしてそんな言葉が子供の口から出てくるんだ?

いい演奏をして結果が残せるように子供達を成長させるのが教育か?

そんなことより、コンクールに仲間と共に努力し成長し音楽の素晴らしさに触れ合わせ、人間として成長させる通過点でコンクールというものがあるのだろう。

結果はその後でついてくることもあればそうでないこともある。

そんな心無いセリフが出せる子供達のいる学校で金賞をとることなんて、全然羨ましくもないし逆に可哀想に思えてくるわ。

同じ努力をしてきて、同じステージで演奏しあったライバルでも仲間でもあり各都道府県の代表だろ?


これがもしもその学校と安西小学校の結果が逆だったとしても、安西小学校の子供達でそんな言葉をいう奴は、いや心の中で思う奴さえも一人も居ない。

絶対に。

それこそが自慢だ。


上郷小学校の子供達にもそんな奴は絶対に一人も居ない。


まあ別にいいんですけどね。

文句言う気もせんわw



で、話は戻るのですが、ベルリンフィル最高でした。

今回はオケでの来日で、金管アンサンブルはこの山口公演1日だけだったのでラッキーでしたね。


広島からもかなり聞きにきてましたね皆さん。

桜井君、朱莉、新藤・・・他にもなんだか沢山知った顔を見かけました。


なんか可愛い女性が

沖原さんですよね~?

って、挨拶に来てくれたが、よく分からなかったのだが、どうも長女のラッパを指導に小学校によく来てくれてた娘だったみたいだ。

その時は知らなかったので、お礼も言えなかった。

なので新藤よ、お礼を言っておいてくれ。

そして、今度お礼に2人で食事でもいかがですか?

と伝えておいてくれ。


2人で

を強調してな。




今週やばいですね。

明後日はムノツィル・ブラスですよ。

トーマス・ガンシュですよ。


はっきり言って最強ですね。

世界最強のトランペット奏者といっても過言では無い。



でもね、仕事もやばい状況なんですよね。



今日も現場の段取りに奔走してたんですけどね、なんでこんなに現場が重なってんだー!!って頭にきたんだけど、段取りしたのが全部自分だということに気付いて誰にも文句言えなくなったwww

もう年内やばいわ。

よし。

それでは今夜も気持ちを切り替えて読書して寝よう。

さっき買ってきました。



じゃ。

あ、ベルリンのカルメンとは比べ物になりませんが、俺達のカルメンでもどうぞ。