なみへい☆ブログ

青春時代アタマが固すぎてはじけられなかった後悔から、今頃はじけようとあがくちょっと見苦しい日々の記録

公的な「派遣村」は・・・

2009-12-28 23:33:48 | 日記・雑感
年末年始一時宿泊場所を確保 兵庫県(神戸新聞)

 兵庫県は28日、行政の窓口が閉まる29日から1月3日にかけ、求職中の生活困窮者のために実施する生活総合相談の内容を発表した。また姫路、阪神間では旅館などを各約20床ずつ借り上げ、困窮者に一時宿泊場所や食事を提供する。

 相談場所は、神戸市更生援護相談所(同市中央区割塚通1)▽姫路市役所敷地内(同市安田)▽西宮市役所敷地内(同市六湛寺町)の3カ所。相談時間は午前10時~午後4時(29、30日は午後5時まで)で、生活困窮者から住居や就労、法律などの相談を受ける。

 住居がない場合、一時宿泊所や食事を提供。神戸では同相談所内で宿泊ができる。生活保護などの公的支援の申請などをアドバイスする。

 年末年始対策は、兵庫県と神戸、姫路、西宮、尼崎の各市、野宿者支援団体「神戸の冬を支える会」などの民間団体が連絡協議会をつくり、12月初めから実施方法を協議してきた。姫路、西宮の相談業務は、県から委託を受けた同会が実施。神戸では同相談所の職員が相談を受ける。

 (高田康夫)

(2009/12/28 15:40)
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 ↑相談を受けたときに備えて、もう少し詳しいことと連絡先を教えてもらおうと県に問い合わせしたのですが・・・

 曰く「神戸市更生援護相談所はもともと行政機関ですから連絡はつきます。西宮や姫路は場所がテントで、連絡先は委託した団体の責任者の携帯ということになりますから公開できません」

 じゃあ、予め受け入れ可能かどうかなど問い合わせすることはできない?遠くても歩いて直接行ってもらうしかない?

「歩いてかどうかは別にして、現地に行ってもらうほかはないですね」

 ・・寝泊り場所を行政が用意したのは前進かも知れないが、丸投げ?
 公の窓口があるということが必要だと思うんだけど。連絡先がわからないものを広く知らせることも難しい。

 とにかく行ったが受け入れてもらえなかった、交通費はなくなった・・などということにならないだろうか。

 神戸では生活保護申請も教えてもらえるとあるが、それ以外ではどうなのか、わからない。市町が窓口を空けているところもあるらしいが、いちいち調べなければわからない。

 どうも使い勝手がいまひとつ。予算の限界や、財政難の自治体に「あまり殺到されても困る」という思惑もあるだろう。

 でも、人の命がなにより大切。とにかく先に支援して、カネのことはあとから国に「こっちも頑張ってるんだから、そっちも頑張らんかい」と掛け合う気構えで自治体はやっていただきたいと思います。