2021.8月8日 第32回オリンピック東京大会は、17日間の熱戦を終え閉会式を迎えました。
国立競技場は各競技で死力を尽くした選手たちの晴れやかな笑顔であふれ、
五輪開催への感謝を述べていました。
外出自粛もあり、私は今までにないくらいテレビ観戦しました。
野球も念願の金メダル、女子バスケは予想外の活躍で銀メダル。
レスリングもメダルラッシュでここまでの努力が報われた選手たちに拍手です。
日本のメダル数で言えば、過去最多の58個。
メダルや勝負だけでなく、人種や民族を超えたお互いへのリスペクト・連帯・友情などの
感動的なシーンがたくさんありました。
最終日の男子マラソン、世界記録保持者ケニアのキプチョゲ選手は圧倒的強さで連覇を達成しましたが、
銀・銅のオランダ、ベルギーの2選手はソマリアからの難民選手でした。
キプチョゲ選手含め3人はお互いをハグして称えあい、きっとソマリアの若者に希望を与えたことでしょう。
賛否両論あった五輪も、始まってしまえば選手達の頑張りや良い試合を応援し楽しむだけです。
7/24(土)競技開始。柔道男子60Kg級高藤選手の金、女子48Kg級渡名喜選手の銀メダルに始まり、
阿部一二三、詩兄妹の同日金メダル、体操男子団体の銀、
卓球混合ダブルスで宿敵中国を破って水谷・伊藤が初の金メダル、
スケートボード女子は10代の選手たちがメダル独占で躍動しました。
地元開催といえ、このメダルラッシュは驚きです。
書ききれないけど、私は北京から13年競技種目から外れ東京大会で復活したソフトボールに感動しました。
上野由岐子投手、藤田倭選手 渥美選手、後藤希友選手他全員が一つになり死力を尽くして米国との決勝戦で勝ち、悲願の金メダル。
両チーム監督同士がお互いを称えあった映像は素晴らしかった。
でも次のパリ大会では野球・ソフトボールは実施されないんですよね。
サーフィンやスケートボードなど若者人気があり、映像映えする競技への世代交代と言われています。
2021年7月 新型コロナで1年延期になり開催さえ危ぶまれた2020東京オリンピックは、無観客で開催されました。
ここまで様々な問題があり、きっと無観客の五輪開催は100年後まで語り継がれることでしょう。
7/23 開会式が行われ、驚くほどのハイテク技術というより江戸文化継承の手作り感満載のショーとの印象だったけど、無数のドローンが舞い上がり地球儀の形になったのは評判が良かったようです。
私は人間ピクトグラムが面白かった。50数個をスピード感持って表現したのには脱帽。
Pictogramは1964年の東京五輪から採用の一目で内容のわかる絵文字。
レガシーの継承の意味でも良かったのでは。 最終聖火ランナーは多様性を体現する大阪ナオミさんでした。