チタ州民間建立慰霊碑11
碑の名称 - ハラグン・鎮魂碑
所在地 - ヒロークスキー地区ハラグン村
建立者 - スミレ会慰霊碑建立委員会
委員長 古森万助 熊本県玉名市山田1992-5
建立年月日 - 1995.9.8.
管理状況 - 良好、建碑の段階で拠金の残額を村に委託している。鉄柵で囲み造花の花輪を3個取り付けて村長が管理しており、名板等も損傷が全くなく立派に管理されている。
収容所及び収骨状況:平成13年に合計396柱収集済(中62柱DNA鑑定で未判定)
労働大隊515(3054)221名埋葬 150柱収集
労働大隊516(3055)不明 179柱収集
労働大隊519(3013)不明 53柱収集
労働大隊520(3057)不明 12柱収集
ハラグン駅 2柱収集
合計 500数拾名埋葬 396柱収集
労働大隊520-1(3058) 不明
労働大隊520-2(3059) 不明(未収集)
(説明)碑には
此処ハラグン第515・516・519・520労働大隊に於いて私達は五百数拾名の戦友をなくしました。
私達は不戦の誓いと共に世界恒久平和に寄与致して参ります。戦友よ永久に安らかに眠れ
1995年9月 二〇九スミレ会抑留生存者・遺族 有志
――――― 同上文をロシア語で ―――――
幅170cm、高さ135cmの碑を306cm角、高さ106cmの鉄製外枠で囲ってある。
ハラグンでは、515、516、519、520労働大隊が伐採材搬出道路にそって小高い野に碑が建立されたが、此処より東北100メートルに全抑協斉藤六郎氏の建立したもう一個の慰霊碑が建てられている。
写真提供・監修:東京ヤゴダ会