シベリア抑留死亡者遺児の会

父親をシベリア抑留で亡くした遺児の会。墓参・埋葬地調査・遺骨収集・慰霊碑の建立・慰霊祭の情報を交換し風化防止に努める。

読売新聞

2010-10-30 13:44:50 | シベリア抑留
2010年10月29日の読売新聞に「戦地の父、娘の絵肌身離さず、新潟の女性、遺品返却の元米兵と対面」と長女の書いた絵を硫黄島で息絶えた日本兵の胸ポケットから見つけた元米兵が家族に返したニュース、女性は「父が家に戻って来たような気持ちになり、うれしかった」と
私も父の戦友に「私の写真と印鑑」を届けて頂いた。その大事な写真をどうしたか失念した。何も入っていない、返還された「白木の箱」に入れてお墓に収めたか?その写真は私の節句の時のもので、満州では良い節句人形が入手出来ず、母が恥ずかしいからと人形棚を切って、人物だけの写真が残っている。私の病気療養の為に一時帰国で、戦況悪化のため満州に帰れなくなった、写真も何もかも全て満州に置いたままで、他に写真があるはずがない。とすると、あの写真がシベリア帰りの写真か?母は息子の写真だけで、自分のものが無い為からの嫉妬だったのか?