シベリア抑留死亡者遺児の会

父親をシベリア抑留で亡くした遺児の会。墓参・埋葬地調査・遺骨収集・慰霊碑の建立・慰霊祭の情報を交換し風化防止に努める。

村山常雄様著「シベリアに逝きし人々を刻す」大賞受賞

2009-06-05 17:22:51 | シベリア抑留
このBLOGの2007年7月22日で採り上げました、我々父親をシベリアで亡くした遺児にとって、父親達のシベリア抑留中死亡者名簿を長い時間と大変なご苦労の末、ネットで公開、2年前に自費出版された、村山様が『第12回日本自費出版文化賞大賞』の受賞と決まりました。


今回の自費出版文化賞・大賞に選ばれたのは研究評論部門の『シベリアに逝きし
人々を刻す』(村山常雄・新潟県糸魚川市)。審査にあたった色川大吉委員長は
「シベリアの864の収容所に抑留され、亡くなった人々の名前を、ひとりひとり
丹念に調べ最終的に46297人の記録をまとめあげた。ロシア語からの変換などの
困難を大変な努力で克服し、数十年の労苦で刻んだ、日本の出版の歴史に残るよ
うな記念碑的な作品だと思う。自費出版でしか発行できない種類の記録なので、
この文化賞の意義も強く感じさせてくれる」とその選考理由を述べられて居ります。

以下各部門の受賞に関しましては失礼ながら省略させて頂きます。
URL  :http://www.jsjapan.net/

我々遺児にとってこんなにうれしい事はございません。村山様本当に受賞おめでとう御座います。