Sweet Harmony
みんなに届け!5人が奏でる美しいハーモニー♪
ゴスペラーズの魅力をたくさん語り合える場所になると素敵です!
 



ふとしたきっかけ。
それで少しだけ分かったような気がする。

【参宮橋】
私はこの曲が大好きです。
今もBGMとして流れています。

なぜ好きか・・・。
それが分からないんです。
初めて聴いたときから、不思議と惹き付けられる何かがあって。

村上てつやさんが書いた”詩”。
私は今でも理解せずにいられます。
ただ。
とても大きな意味が存在する・・・そんな気がしているだけでした。

夕べ、かなり前のゴスペラーズライブの映像を見ていました。
今までも何度か見ていたハズなのに。
「参宮橋」を唄っていたことを、私は気がついていませんでした。
そこで唄っていた「参宮橋」。
CDの歌詞以外にもセリフが入っていたんです。

あの橋の上なら、全てが水に流せると思ってた。
でも、もう戻れないと思った。
あなたを置き去りにして、もう戻りたくもなかった。
夕立の中。「さようなら」そう告げた。
夕立の中。
それでも僕は・・・。


「さようなら」したんだね。
後悔・・・しているの?
忘れることができないの?
悲しいね。寂しいね。
だから?
だから「参宮橋」へ急ぐの?

この映像の中の村上さんは、サングラスをかけていません。
だから、唄っている時の彼の目の表情がとてもよく分かります。

CDでは聴けないセリフと、村上さんの歌声・表情。
私は「参宮橋」という曲を少し理解できたような気がしています。

その曲のイメージとか、詩を書いた人の心とか。
それは、聴く人によってそれぞれ違います。
私が「参宮橋」を聴いて感じたことが、村上さんの伝えたかったことなのかは分かりません。
でも。
感じていたけど分からなかった何かを。
村上さんが教えてくれたような気がして。
とても嬉しいです。


【星屑の街】
ゴスペラーズのアカペラの曲で、私が1番ハーモニーが美しいと思う曲です。
”G10ライブDVD”の中で、5人が向き合って唄う姿が、とても印象的です。

この曲も、北山くんと安岡くんが書いた詩が魅力的です。
詩の内容そのものは、理解しやすいのですが。
この詩を何に向けて書いたのかが、私には分かりませんでした。

何度も見ている”G10ライブDVD”の中で。
北山君が、その答えを教えてくれました。

「信じてきて良かった。という、僕らのリアルな心情を唄いました」

探していたものが見つかっても。
見つかった今が二度と帰らなくても。
また、新しい未来の地図を描いて。
いつの日にも、この歌を歌いながら。
あの日見上げた星空よりも高く・・遠く・・。
夢を追い続けるのですね。
ゴスペラーズ坂を登り続けるのですね。

私の解釈ですから、ほんとのところは分かりませんが。
でもいいんです。
私は、そう感じました。

「参宮橋」と同様に、ゴスペラーズがこの曲をどんな思いで作り、
どんな思いで歌っているのか。
それが、私なりに分かったのが嬉しいです。



ほんとに偶然です。
この2つの曲が私の中で理解できて、また少しゴスペラーズに近づけた。
そんな出来事が続けて起こったのは。

これからも、ゴスペラーズ曲を大切に聴かせていただきます。
そして。
1曲1曲に込められた、ゴスペラーズが大切にしている思いを、
少しでも感じられたら幸せです。


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