七月七日 天の川を隔てて輝く
わし座のアルタイル”彦星”と こと座のベガ”織姫星”が
一年に一度だけ 会う事を許された夜
『互いに愛し合う喜びと一緒に生活する楽しさのあまり 働く事を忘れてしまった二人。
天を支配している織姫の父天帝は怒り 二人を天の川を隔てて引き離してしまいます
「心を入れ替え熱心に仕事をするのなら一年に一度だけ会う事を許そう」そう申し渡して。
天帝は 心得違いをしている二人を放ってはおけなかったのです。
それから二人は 七月七日に会えることを励みに仕事に精を出しました。
働いて・・働いて・・指折り数えて・・・七月七日の夜を・・』
明日は七夕ですね。
私は、彦星と織姫の伝説をあまり詳しく知らなかったので、少し調べてみました。
どうして二人は引き離されたのか・・。
まさか、娘や娘の愛した人への親心がそうしたのだとは思いませんでした。
悲恋・・と言うには少し違う話だけど、むしろ私はそっちを想像していたので。
こうして改めて伝説を詳しく知って、ちょっと七夕伝説への想いが変わったかな・・。
だけど。
愛する人に会いたい一心で その事を励みに苦しいことや辛いことも頑張れる。
一日一日を指折り数え、会える日を待ち焦がれる。
こんな想い・・ありますよね。
そして、このような想いを抱ける相手がいるって幸せだと思います。
たとえ、その相手がどのような境遇の人でも。
「想い」は、自分自身だけのものだから。
七夕伝説は、
そんな「想い」や「愛」の持つ力の大きさを教えてくれるような気がします。
『七月七日 天の川に雨が降ると
天の川の水かさが増し織姫が向こう岸に渡れなくなります
二人は天の川を挟んだ西と東の岸辺にたたずみ
お互いにせつない思いを交わしながら涙を流します
そんな二人を見かね どこからともなくかささぎの群れが飛んできて
天の川で翼と翼を重ね合わせて橋をかけ 織姫を彦星の元へと渡してくれる』
ここだけ読むと、せつなくて・・悲しくて・・でも、美しくて素敵な物語ですね。
瞼を閉じると、その情景が目の前に浮かんでくるようです。
乙女ちっく・・たまにはいいかもしれません。
いい歳して・・とか言われそうですが(笑)
私にとって七夕は特別な日。
今年もたくさんの幸せと共に、この日を迎えられるのが嬉しくて仕方ありません。
今夜は私も、織姫と同じように天の川を見つめて
5人の彦星に会える日がくる事を
織姫の織る美しい布にも似た短冊に 願いを込めてみようと思います。
そして
ゴスペラーズの5人に笑顔と幸せが絶え間なく続くように・・
ここに来て下さる皆様にも笑顔と幸せが絶え間なく続くように・・
ゴスペラーズの曲を側に置いて
彦星と織姫に願いをかけたいと思います。
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