最近、妻との二人旅では街中のビジネスホテル泊まりが殆どで、皆が家にいた頃の家族旅行のようにリゾートホテルや温泉旅館はまれになってしまった。オン・オフシーズンや週末と平日の料金格差は尋常でなく腹立たしいことと、温泉旅館の品数を競う食事の献立は好みに合わず、又、食べきれなくなっている。リゾートホテルのアルコール類の高価設定も腹立たしい!GWといえども、直前でもなんとか宿泊場所が確保出来るのもビジネスホテルの優位さか!
無機質なコンクリートの固まりの街中のビジネスホテルも、単なる寝ぐらと割り切れば、最新の設備をいち早く取り入れたり、禁煙ルームなど捨てがたいものがある。もっとも写欲は起きないので、殆ど画像はない。と言ってもゆったりしたリゾートが嫌いな訳ではない。久しぶりのゆったりした環境、木質(骨組みはコンクリートかもしれないが)で表現された内外装はスイスアルプスのロッジを思い出させる。
ゆったりした廊下とロビー、ソファーに腰を下ろし暖炉の火を見つめる、ゴージャスな気分に浸れるであろう!
食堂の天井の梁、窓から・玄関からの緑多い眺めは、心を洗ってくれる。
旅の宿舎は写欲が湧けば撮ることもあるが、多くは夜暗くなって到着し、朝は慌ただしく出立してしまうので実際の逗留時間は僅かで、撮影の機会は少ないのが実態だ。今回は連泊の上、近所の渓谷の散策とテニスプレーが主体となっていたので、心と時間に余裕があり多くの画像が残った。前夜の雨で路面の濡れた朝の画像はしっとりと落ち着いた雰囲気だ。
玄関前の木々に僅かに色付き始めた枝があった。そのずっと先、木陰に僅かにテニスコートが見えていた。天気予報の「午後は晴れ」を信じ夕方近くの予約にしたが、朝から全てではないが多数のコートが一日使われていた。
散策から帰った昼下がりには、青空も広がり心も躍る!
区立の保養所といえども、リゾート気分は十分満たしてくれた。(食事が洋食のコースで、なかなかのものだった)一段高い所には本館があり、団体利用に向く構造で林間学校や合宿に適している・・・娘の言の受け売り!
テニスを終え風呂に入りテニス道具を車に運び込み、夕食までの少しの時間庭に出てみた。建物の影で既に日は射していないが、白壁とダークブラウンの木が描く模様が!!やはり此処はアルプス?!?
そしてたった2日半の連休2日目、10日は早寝してしまった。
温泉はありますが温泉街でなく一軒宿です。
緑の森と原っぱ、テニスコートとグランドだけですが、静養にもってこいです。
練馬区民なら数千円、区民外は倍額でも1万円でお釣りが来ます。
公営施設でもゆとりある設備と満足出来る食事で、
予約がやや取りにくいのですが、十分満足出来ます。
やはり木の感触は、見た目にも気持ちの良いものです
これが区の保養所ならありがたいです