2016夏旅・その2
由緒ありそうな佇まいは「西福寺」総門、市の指定文化財。
夏旅初日、前泊を入れると二日目、北陸道を木之本ICで下り、塩津街道と名付けられている国道8号線を北上、わずかに琵琶湖の端とかすかに余呉湖を望みながら走る。高速道と違い一般道は地域の風情を眺めながら走るので時間に余裕が出来れば下道を走る。
市街地に入り気比の松原の脇を通るがとりあえずは車窓から眺め最初の目的地に向かう。敦賀といえば気比の松原と気比神社がメインになるが、2007年に一度訪れているので書院庭園があるという情報で、最初に「西福寺」を訪れた。総門の中に真新しい「山門」が聳えていた。
境内はかなり広く御影堂(本堂?)が遙か先にあった。
御影堂改修として寄進を求めた掲示が各所にあったが、正面は確かに改修が急がれる様相であった。
お堂の数も多く、「阿弥陀堂」も本堂と見まがうほどであった。
脇に庭園への入り口(寺務所?)があり靴を脱いで上がる。(拝観料が必要)スリッパをどうぞといわれたが、床がきしむほどに痛みが激しい。縁側から庭に下りる。
あいにく猛暑続きで庭の土は乾ききっていて、草木にも勢いがなく池泉書院庭園の趣も今ひとつ、紅葉の時期に眺めたい。
それでも渡り廊下と先に続くのが御影堂とあったが、正面とは別の建物ような白壁だった。
38度を超える暑さに長居は出来ない。来た道を戻り松原へ向かった。掲載順序が逆になったが・・・。
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