山の写真だが、3年前の海の日に行った西吾妻山である。
先週の月曜日は祝日であった?カレンダーが赤字になっていたので無造作に休日としたが7月には最近まで旗日はなかったので、何となく実感が湧かず何ら計画も立てていなかった。「子供の日」や「春分の日」など元来端午の節句やお彼岸として由来のある“お決まり”があれば自然祝う気持ちで休日となるが「海の日」など由来がはっきりせず“こじつけ”により無理矢理祝日にした“日”は心の中に定着していない。おまけに7月第3月曜日などとさらに根拠のない“浮き草”ともなると尚更のこと!!!
という訳で過去の「海の日」の行動を振り返ってみると、イチャモン付けている割にはちゃっかりと旅に出ているようだ。2009年は郡山・裏磐梯経由で米沢に行き西吾妻山に登頂している・・・すでにレポート済みだが・・・。話題は登山記録でなく新しく導入した「画像処理ソフト」について・・・といってもAdobe Photoshopの初心者版Erementsだが、まだ殆どの機能を理解出来ていないが重宝し始めたのは画質調整の内の“ハイライト・シャドウ”の調整だ。
山歩きでは一定の時間内に目的地迄踏破しなければならないので、写真撮影は多くの制約を受ける。対象に近寄れない・近すぎる、これはズームレンズである程度カバー出来るが写角の効果を選ぶことが出来ない。今ひとつの問題点は光線の強さと角度である。登山道の決められたコースを所定の時間で歩くのであるから、薄暗がりや逆光の影響は当然受けることになる。光線の具合を待つ時間もなく撮影位置も変えられない。撮影に専念できるときは手動で露出を調整出来るが、歩きながらではそれもおぼつかない。フルオートのままでは当然対象が黒くつぶれた状態に仕上がってしまう。
そこで画像処理ソフトの出番となる。冒頭の画像は吾妻山の項ですでに掲載しているが、暗部の湿原が暗くつぶれてはっきりしなかった。調整により木道が判別出来る。帰り道、西大顛は逆光西方向となるので笹原と山は黒くつぶれてしまったが見事蘇った。
梵天岩も地図上で特定したが、処理後には木柱の文字が読むことが出来た。
ケーブル・リフトと乗り継いできた下界の白布高湯の温泉街も僅かに判別出来るようになった。
この作業のおかげで今まで判然としないまま没としてきた画像の中にも、再生可能でレポートの補足・彩りとして使えるものを探し出す楽しみが出来た。 (この項、以前使用した写真の画質調整後の再掲もある)
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