2016GW-5
木の間から漏れてくる日の光、川面に跳ね返っている。両側の崖の木立に囲まれた川筋を行く。23区内唯一?の渓谷「等々力渓谷」のほぼ真ん中辺りといえようか。
3連休最終日5月5日、夕方まで独り体が空いていた。前日は埼玉まで出かけていたので遠出は避けて・・・さて・・・近場で自然豊かな場所は?公園程人の手が入っていない所?自然の残っている・・・河川敷があるが多くは公園やグランドに整備されてしまった。直線で10km程の所に渓谷があった。もう20年以上訪れていないので記憶は途切れてしまっている、写真もない・・・と、やって来たのが「等々力渓谷」。
家からは東急東横線で自由が丘へ、大井町線に乗り換え3つ目等々力駅で降りる。商店街を少し行くと入り口の案内があった。
朱塗りの「ゴルフ橋」の袂の階段を降りると矢沢川の流れ等々力渓谷となる。
流れに沿って少し行き振り返るとゴルフ橋も木々に埋もれていた。
ゾロゾロと人が行き交うと表現できるほど人は多かったが、時折途絶えて静寂が戻る。好きな言葉ではないが“癒やし”を求めて人は集まるのであろう。そぞろ歩く人々は静寂を保っていた。
冒頭の画像は環8の通る玉沢橋だった。その橋の下流方向を見ると更に流れは続いていた。
川は2度程渡っているが、橋から程なく対岸への丸木橋と利剣の橋があった。
橋の向こうには瀧不動尊の祠が、脇には不動の滝もある。
滝は水量はさほど多くないので、よく見ないと崖に生える草やシダに隠れてしまう。切り取ってアップにしても目をこらさないと区別出来ない。
「滝の道」と呼ばれる階段を上ると「等々力不動」の境内に出る。まさに渓谷から地上に出る趣なのだった。
昔はもっと力強く水が落ちてたのかなぁ。。。
滝は何処?一生懸命探しました