漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

鉄腕アトム対日本沈没

2011年12月10日 | 

私が昔、感心したり笑ったりしたことば。

手塚治虫対談集、「続・虫られっ話」より、

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

手塚治虫
「マンガの話にまたなっちゃうんですけど、
 昔から人間は三つの夢を持っていて、
 一つは空を飛ぶことだと、
 二つめは変身すること、、
 もうひとつは動物と対話することだと。

 で、これをマンガに描くと必ず当たるんです。」

  ~~~~~~~~~~~~~~


同じ本からもうひとつ。
こちらは小松左京氏との対談から、今から三十年前の対談です。
   
  ~~~~~~~~~~~~~~

手塚、
「あなたがしょっちゅういうように、ボクは女が画けない。
 腰から下のデッサンが描けないんです。

 今、ビッグコミックに連載中の「陽だまりの樹」で芸者を出そうとしているんだけれど、
 どうも、腰から下が決まらない。

 ボクたちがやったデッサンでは、いつもモデルが服を着ていた。
 ヌードなんてやると張り倒す時代ですから。」

(中略)

「エロチシズムは究極的には動きだと思うんだ。
 劇画で色気を出そうとするとどうしても肉体的になるでしょう。

 さいとう・たかをさんの女は概してプロレスラーだもんね。(笑)」

  ~~~~~~~~~~~~~~~~


今となってはなつかしい、
同じ大阪出身の「鉄腕アトム」対「日本沈没」の対談です。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。