沖縄戦の集団自決(集団強制死)について書かれた大江さんの沖縄ノート、故家永さんの『太平洋戦争』の記述が、元戦隊長の名誉を毀損していると大江さんと出版元の岩波書店を相手に起こされた名誉毀損裁判で、大阪地裁は『軍命があったことは十分推認できる』と原告の訴えを棄却する判決を下しました。
昨年の教科書検定で高校日本史の集団自決の記述に検定意見が付けられ、書き換えられた経緯がありました。その理由の一つであった裁判の一審判決は、『軍命』を認めたものでした。*(笑顔)*
教科書の訂正申請では文科省はあくまでも『軍命』という直接表現を使わせないが、『軍の関与』があった書き方を認めるという玉虫色の決定で、一応の決着を見ました。
判決は妥当だと思いました。この裁判の原告側の弁護士がこの裁判は教科書を書き換えさせるために起こした裁判だといっていましたから、当時の安倍極右政権の下で起こされた裁判だった。
大江さんの『沖縄ノート』を読んだこともないのに名誉毀損だと訴えろと引きずり出された元戦隊長ともう一人の遺族たち。どんな気持ちなのでしょうか。原告たちは控訴しました。
この経緯は、私のブログの昨年12月からの記事に詳しく書きました。時間がありましたらそちらをご覧ください。
今日の判決内容も載せました。ブログのメインをクリックしてください。
http://myth21.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/12/06/index.html
この後もいくつか書いています。
昨年の教科書検定で高校日本史の集団自決の記述に検定意見が付けられ、書き換えられた経緯がありました。その理由の一つであった裁判の一審判決は、『軍命』を認めたものでした。*(笑顔)*
教科書の訂正申請では文科省はあくまでも『軍命』という直接表現を使わせないが、『軍の関与』があった書き方を認めるという玉虫色の決定で、一応の決着を見ました。
判決は妥当だと思いました。この裁判の原告側の弁護士がこの裁判は教科書を書き換えさせるために起こした裁判だといっていましたから、当時の安倍極右政権の下で起こされた裁判だった。
大江さんの『沖縄ノート』を読んだこともないのに名誉毀損だと訴えろと引きずり出された元戦隊長ともう一人の遺族たち。どんな気持ちなのでしょうか。原告たちは控訴しました。
この経緯は、私のブログの昨年12月からの記事に詳しく書きました。時間がありましたらそちらをご覧ください。
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http://myth21.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/12/06/index.html
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