郵政民営化が、完全実行段階でもたついている。もうすでに事業各社は走り出しているにも拘らず、株式の公開に待ったがかかっているからだ。
株式低迷の中、株式公開などやったら事業体が破綻するのは目に見えているからだ。
窓口でのトラブルも、増えている。実績もないのに、投資信託などの債権の販売についてのトラブルだ。郵便物の遅配も目立っている。極め付けが、配達差別だ。この地区は配達のクレームが多いから重点的に優先的に回れというもの、またこの地区は集配所が廃止されたのだから、1日遅れ2日遅れでもかまわないといったものだ。
たとえば桧原村への配達は、あきる野市から片道1時間かけて行っている。効率化を図ったはずの民営化が、実は往復2時間かけて、そこから配達に時間がかけられるのだから、配達できないで終わる郵便は、いつ終わるかというスパイラルに嵌ってしまった。もしかしたら配達されないで、処分されたものもあるのではないだろうか。
苦情を言えば、元首相の小泉さんに言ってくれという笑えない冗談が、まことしやかに伝わってきている。小泉劇場に酔い、自民党に圧倒的得票を許してしまった有権者たちがいる。過半数の議席を与えてしまった有権者たちが、いまさら後期高齢者医療制度はおかしい、郵政民営化がおかしいと思っても、後の祭りだ。
北海道や、九州では、集配局閉鎖に伴って、強制配転が続いている。いやならやめろと言わんばかりだ。都内の桧原村のような状態が、全国で広がっている。それを許したのは、先の郵政選挙で自公政権に投票した有権者たちだ。改めて問いたい。郵政民営化で、景気は浮上しましたか。経済効率はよくなりましたか。よく考えろ、ばか者ども!