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ままりんの子連れ旅じたく baby編

“子連れバックパッカー”を夢見る母さんの、子どもといっしょにお出かけ&旅行記。子連れ外出に役立つ情報も満載!

子連れ沖縄旅行(7)―国際通り散策

2007-11-14 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
那覇でいちばんの観光スポットといえば、やはり国際通りだろう。
全長1.6kmの通りの両側にはファッションビルやみやげ物屋、居酒屋などが軒を連ね、
人や車、音楽でにぎわっている。
“沖縄のトレンド最前線”といった感じでぶらぶら歩くだけでも楽しい。
幸い、雨もやんでくれた。

一度、来たことがあると思っていたが、
実際歩いてみるとまったく記憶になく、初めて訪れた感覚しかない。
「牧志公設市場」には行った覚えがあるから国際通りも歩いたと思うけど、
もしかしたら通ってなかったのかな。
それとも、10何年前とは通りの雰囲気も変わったのかな。
自分の記憶力の悪さがいやになる。

友人との待ち合わせの時間まであまりないので、とりあえず、
国際通りから南に延びる平和通りに入り、公設市場に行ってみることに。

平和通りに入ると、風景はとたんに一変する。
みやげ物屋、雑貨屋、乾物屋、ジュース屋、…暗く狭い路地に小さな店がひしめくように並び、
まるで袋小路に迷い込んだよう。
昔訪れた、モロッコの迷路都市のようでもあり、アジアの混沌とした市場のようでもある。
市場を歩くのが好きで、世界を旅したときもその町その町の市場を訪ねていた私。
どことなく、なつかしい。

平和通りを入ってすぐのところに、1軒の変わったジューススタンドがあった。
のどが渇いてたので、さっそく飲んでみることに。
紅茶や豆乳、酢、シェイクなどベースとなるものがあって、
さらにマンゴなどいろんなジュースや、タピオカなどのトッピングを組み合わせて、
カクテルのように何通りものドリンクがつくられている。
何十種類ものジュースがメニューに並び、目移りする。どれもおいしそう!

私は確か、豆乳とマンゴとタピオカを組み合わせたものを頼んだ。
りんりんは「もっとちょうだい!」と私が飲むのをせかす。
なんだか南国の味で、美味。
さらに、ボリューム満点!
とくにタピオカは直径9mmもあるらしく、太いストローで強く吸い上げながら食べる。
モチモチと噛み応えもあり、これだけでけっこうおなかがふくれるのだ。
ダンナの分と2個買ってしまったが、夕食前だし、食べきれない。
1個を3人でシェアするくらいでちょうど良かったかも。

なんというお店かチェックしてなかったので、今、調べてみると、
「Quickly(快可立)」という、台湾生まれのドリンクスタンドだったみたい。
世界各国に支店があるらしい。

ドリンクを飲みながら、さらに歩くと、思い出の公設市場にぶつかった。
ここは昔、唯一本島観光した際にサークルのみんなと立ち寄ったところ。
市場の1階で魚を買って、それを2階のレストランで調理してもらって食べた。
このシステムは今でも続いているよう。

「市場だ! 入ってみよう」とドアを開け、中に入ったそのとたん…
りんりんが「くさい~~」と足をばたばた、踵を返して逃げ出そうとしたのだ。
(市場の人、失礼をお許しください

でも、正直なところ、確かに強烈なにおい…
なんだろう、何と何が混じって、あんなにおいになるんだろう。
前に訪れたときは、くさいなんて思った記憶、まったくないんだけど。

りんりんが入りたがらないので、公設市場はまったくのぞけず、残念。
あのにおいの正体を知りたかったのに…
                                               つづく
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  りんりんは一晩で熱も下がり、とりあえずホッ
  乾燥した天気が続いてるようなので、風邪引きやすいようです。
  お身体、大切に…

子連れ沖縄旅行(6)―久々の沖縄、なのに…

2007-11-13 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
初日は那覇・牧志のホテルに宿泊予定なので、
空港から「ゆいレール(沖縄都市モノレール)」に乗って市街地へ出る。

平成15年8月10日(道の日)に開業したというニュースは聞いていたが、
もちろん乗るのは初めて。
りんりんはここに至るまでの数々の乗り物に乗ってきたからか、
モノレールと電車の違いもよく分からないからか、反応はイマイチ。
でも、エレベーターや身障者トイレもあり、ベビーカーを押す身にとっては快適だ。

牧志駅で降りると、思いのほか、雨と風がきつい。
ダンナは傘をあきらめて、レインコートをはおり、ベビーカーを押すことにした。
空港からタクシーで行けばよかった、と後悔しながら、
斜めに降りかかる雨の中、今晩泊まる「那覇セントラルホテル」へと急ぐ。
十何年ぶりの沖縄、せっかくの国際通りなのに、周りを見渡す余裕などない…

そうして5、6分足早に歩いたところでホテルに到着。
こじんまりとしたシティホテルかビジネスホテルといった感じ。
しかし、国際通りまで歩いて2分と立地はいいし、
隣には「りっかりっか湯」という、沖縄では珍しい天然温泉の
スーパー銭湯みたいな施設もついている。

部屋はシングル、ツイン、和室、和洋室と色々あり、家族連れにもいいとあったが、
私たちのツアー経由でとられていたツインの部屋は思った以上に狭く、
子連れにはちょっとツライ。
まあ1泊だけだから、寝るだけということで、ガマンガマン。

部屋で荷を解いて一息入れていると、だんだん空が明るくなってきた。
さっきの雨がうそのように消えていく。
なんだか、いちばん激しいときに歩いていたのかも。

雨ももうやみそうだったので、
待ち合わせまで国際通りをぶらぶらしてみることにした。
                                             つづく



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  りんりんはさっき軽く熱を出してしまいました… 早く治ればいいけど。 
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子連れ沖縄旅行(5)―そして、出発の朝

2007-11-12 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
出発当日――
飛び起きるやいなや、テレビとパソコンのスイッチを入れ、天気予報をチェックする。
台風は九州へ抜け、雨は今日いっぱい残るようだが、とりあえず暴風はおさまった模様。
しかしニュースからは、主要幹線である58号線の両端の木々が
台風でなぎ倒されている映像が…。
いま撤去作業に追われているよう。明日は心配なさそうだ。
続いて搭乗予定のANAのHPを見ると、今のところ沖縄便の欠航案内は出ていない。

連休中は雨やくもりと天気は良くないみたいだけど、仕方ない。
とりあえず、飛行機が飛ぶことをよしとして、荷物を持って空港に向かうことに。

今晩、再会する予定の沖縄の友人に、出発する旨メールを打つ。
すると、「こちらは天気最悪… 大雨だよ~」との返信。
ああ、台風と雨で、せっかくの沖縄の海も荒くにごっているんだろうなぁ…

飛行機はなんとか那覇へ向けて出発した。
約1年ぶりの飛行機に、りんりんは興奮ぎみ。
というより、1歳のときに乗った飛行機のことなんて覚えてないだろうから、
彼女にとってはこれが初めてのようなものだろう。

離陸・着陸の轟音にびっくりして泣いちゃうかと思ったけど、
りんりんは緊張した面持ちながらも、泣かずにがんばってくれた。
機内でもらった、ANAロゴ入りお絵かきボードのおかげで、ぐずることもなかった。

そして約3時間。
台風の影響か定刻より遅れたけど、飛行機は那覇空港に無事着陸。

飛行機を降りた瞬間、湿気と熱気を帯びてもわーっと重たい、南国特有の空気が
体じゅうにはりつく。
なつかしい、この空気の感触。
東南アジアの空港に降りたった瞬間を思い出す。
(アジアは、さらに汗や食べ物やスパイスや、さまざまな土地のにおいが入り混じって、
嗅覚をも刺激する特有の空気なんだけど)

抑えきれない高揚感に、3人とも興奮ぎみ。
しかし空港を一歩出ると、非情にも、雨は激しく降っていた…
                                             つづく
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子連れ沖縄旅行(4)―大型台風接近!

2007-11-11 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
何度も沖縄に訪れたことはあるけれど、台風に襲われたことはめったにない。
それが、今回は!

出発2日前――
“沖縄周辺にくる台風としては過去最大規模の巨大な勢力をもった大型台風が、
明日、沖縄本島を通過する模様…”
夜のニュースでは、すでに暴風吹き荒れる沖縄の映像が流れる。
「・・・・(うそでしょ~~~っ)」

出発前日――
台風、那覇を直撃。沖縄発着の空の便はすべて欠航!
夏休みに入ったばかりの連休初日、旅行を予定していた人も多かっただろうに…

海洋博公園でも、毎年恒例サマーフェスティバルの花火大会は中止。
ツアーやホテルのキャンセルも多いだろうし、
沖縄の観光産業にとっても、非情なダメージとなったに違いない。

明日は九州のほうへ抜けるようだが、飛行機の運航は未定。
いっそのこと欠航になって、ツアー代全額戻ってくれたら……という思いもよぎる。
そしてら後日、仕切りなおして出かけたら、好天に恵まれるかもしれないし。

真っ暗な空にたたきつける雨風と踊り狂う木の葉影だけが映る
ニュースの現場映像を見るたびに、
「何もこんな最悪な条件のなか、行かなくても…」と憂鬱な気分になる。

はたして、飛行機は飛ぶのだろうか。。。
                                            つづく

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子連れ沖縄旅行(3)―なるべく安く!の旅行計画

2007-11-10 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
今回、私たちが申し込んだ旅行会社は「エアー沖縄」。
昨日(2)で書いた、“1泊○日”のプランも取り扱っている。
このようなタイプのツアーをほかにどのくらいの会社が扱っているか分からないが、
私が調べたなかでは「沖縄ツーリスト」という会社もあり、この2社は料金が安かった。

沖縄ツーリストはレンタカーも取り扱っていて(OTSレンタカー)、
その時期、私が調べていたなかでは料金もかなり安いほうだった。
しかも、コールセンターでなく営業所に直接電話したら、
なぜかHPには掲載されていない割引プランの価格を提示してくれた。
(7月の連休中の利用、Sクラス、51時間、チャイルドシート付で、5500円+免責4725円)
それでレンタカーはこちらを利用することに。

残るは、宿の手配。
ツアー料金に含まれる宿は、那覇市内の基本料金で泊まれるホテルを選択。
問題は、残りの2泊だ。

離島はあちこち行ったのに、実は、本島は1日友人たちとドライブしただけで、
一度も泊まったことがない私。
本島の民宿情報はさっぱり分からなかった。

それで色々探しているうちに、1軒の気になる宿が見つかった。
それは、「ON THE BEACH LUE」という、その名のとおりビーチの上に建つプチホテル。

本島では、ビーチ沿いは大型リゾートホテルが占領し、
ペンションや民宿など小さな宿で海が目の前というのはなかなか貴重な存在だ。
しかも、この宿には和室やコンドミニアムもあり、ファミリーにも人気のよう。

民宿よりはちょっと高くなってしまうが、“目の前がビーチ(なのに安い)”に心が動く。
なんとかコンドミニアムの部屋が1室だけ空いているというので、
すぐさま申し込んでしまった。

あとはりんりんが病気せず、無事出発できることを祈るのみ。
(小さい子は突然熱を出すので、当日になるまで不安はつきまとう…)
                                            つづく

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子連れ沖縄旅行(2)―安く沖縄に行くには

2007-11-09 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
そうして学生時代に通いつめた沖縄も、のちに私の“旅欲”が世界へ向けられるようになると、
また行きたい!と思いつつも、ついつい後回しになってしまい…

だから今回は「旧友に会う」という目的のおかげで、沖縄再訪のいい機会となった。

そうとなると、すぐさまプランニング開始。
いくつもの旅行会社のパンフレットを集めてきた。
…が、あまりピンとこない。

なんとなく私のなかで、「沖縄にいく⇒民宿に泊まる」という図式がしみついている。
(正確には「離島にいく⇒民宿がおもしろい」なんだろうけど)
そりゃあ、ブセナとか泊まってみたいけど、
高級ホテルじゃ、スタッフと観光客が泡盛酌み交わして、サンシンかき鳴らしながら
カチャーシーを踊る…なんて光景、ありえない。

往復航空券を買って好きな宿を手配すれば、旅の自由度も増すが、
たかだか4日間の旅だったら、早割で航空券を買ってもパッケージツアーより
高くつく場合も多い。
もっと安く自由旅行ができないか、あれこれ調べてみた。

そうして見つけた方法がこれ。
沖縄を専門に扱っている旅行代理店などでは、たとえば「1泊4日の旅」などというツアーを
企画しているところがある。
これは、往復航空券に1泊分のホテルだけついていて、
あとの2泊は好きなところに泊まってください、というもの。
手数料を払えば、帰りの日の延長もできる(たとえば1泊14日とか)。

ホテルは那覇市内のビジネスホテルみたいな安いところから、
ペンション、リゾートホテルまで幅広く選べる(もちろん追加料金が発生するけど)。

これだと、安いシーズンの平日なら基本料金2万円台から出ている。
私が利用したのは夏休みのしかも連休というハイシーズンだったが、5万円くらい。
東京―那覇往復の飛行機代よりも安く、しかも1泊分ついてくる。

さっそくこのタイプのツアーを申し込むことにした。
                                            つづく
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子連れ沖縄旅行(1)―美ら島、ふたたび

2007-11-08 | 子連れ旅行*2歳 〈沖縄〉
                                         ―2007年7月―
今年の夏こそ、ぜったい沖縄に行こうと心に決めていた。

大学時代の親友が、昨年から沖縄で働き暮らしている。
もう何年も会っていない。
そして、沖縄にも、ずいぶんご無沙汰している。
彼女にも、沖縄にも、また会いたい――

もう10年以上足が遠のいているが、実は沖縄こそが、私の旅の原点だ。

大学時代、スキューバダイビングのサークルに入った私は、
合宿で初めて沖縄・久米島を訪れた。
そこで、太陽の光をいっぱい吸い込み七色に光る神秘的な海に、一発でノックアウトされた。

――沖縄の海はちがうぞ。青や藍だけやない。エメラルドグリーンとかウルトラマリンという人もおるし、ひすい色、ひわ色、るり色なんてむずかしい言葉を使う人もいる。それほど沖縄の海の色は、いろいろあるんやなァ。

子どものころ、繰り返し読んだ灰谷健次郎さんの『太陽の子』の一節。
沖縄の海を目の当たりにして、すぐさま納得できた。

沖縄から戻ってもあの風景が目に焼きついて離れなかった私は、
初めてバックパックを買い、次の長期休暇に生まれて初めてのひとり旅に出た。
それは、青春18切符で大阪から鹿児島まで鈍行で下り、
鹿児島~那覇~石垣島をフェリー、さらに小型船で最南端の波照間島まで移動する旅。
そして波照間では、民宿のヘルパーとして働きながら1ヶ月以上滞在した。

その沖縄の海や自然、島の人々、唄、踊り、シンプルな暮らし……
あらゆるものに惹きこまれてしまった私は、
以来、大学の休みのたびにバックパックを背負って、
宮古や八重山の島々を渡り歩いた。
                                              つづく

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