妙覚寺ニュース

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6月17日(金)講演会「依存症の理解と対応」-ギャンブル・ネット・スマホ

2016年06月19日 | 江田島市

6月17日(金)13:30より、江田島市農村環境改善センターにて、

講演会「依存症の理解と対応」-ギャンブル・ネット・スマホーが開催されました!

 講師は「ギャンブル依存症問題を考える会」代表田中紀子さんです。

田中さんは、競輪、パチンコに明け暮れる父、祖父のもとで育った。30歳で出会った夫と一緒にギャンブルにのめり込み、多額の借金を抱えて地獄の生活を経験。ギャンブルをやめることは出来たが、買い物依存症に陥り苦しむことになる。44歳で立ち直り、「ギャンブル依存症問題を考える会(非営利団体)」を設立。依存症に苦しむ人の支援に日本中を駆け回っている方です。

 著書ー「三代目ギャン妻の物語」(高文研)「ギャンブル依存症」(角川新書)

著者は元々依存症の当事者であり家族でありながら、回復後アメリカでノウハウを学び、日本で唯一フリーのインタベンショニスト(介入者)として活躍されてきた方です。
つまり、自分が依存症であることを認めないギャンブル依存症者を説得し、適切な施設へ繋ぐという大変骨の折れる活動をされて来た方です。
またギャンブル依存症問題を考える会の代表として、政治・経済の分野でもこの問題の周知活動に多大な尽力をされています。

依存症は脳の機能不全によるものだそうです。りっぱな病気

普通の人は、いろいろなことをバランスよく考えていますが、

ギャンブル依存症になってしまうと、ギャンブルこと以外、脳が興味をもてなくなるのだそうです。

 

では、依存症になったらどうしたらいいのでしょう?

・病院ー医師に診断してもらう(他の病気がある場合も)

・精神保健福祉センターー生活面での相談にのってくれる

・自助グループ:GA(ギャンブラーズアノニマス)-ここに通い続けよう

  ・同じ体験をした人の話を聞こう

  ・借金問題などの具体的なアドバイスがもらえる

  ・やめ続けるのは一人じゃ無理。サポートしてもらおう

ギャマノンーギャンブルの問題の影響を受けた家族・友人のための自助グループ


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