1月17日に見た国立劇場の初春歌舞伎は「三千両初春駒曳」。
尾上菊五郎主演の復活狂言。1階ロビーにあらすじを昔風な文章で書いた看板がある。
江戸時代の松平長七郎をモデルに、時代を置き換えて、小田(織田)信長の後継者争いで、三七郎信孝が活躍する話。高麗の姫が日本に来て力を貸すとか、登場人物が多くストーリーが広がって、ちょっとややこしい。
大詰は歌舞伎らしく華やかにまとめてある。
しかし、2階席は空 . . . 本文を読む
1月16日、高校時代にマネージャーをしていた硬式野球部の新年会。昨年から1学年先輩と合同で開催している。今回は1学年下からも1人参加。当時の監督さんも出席してくれて、昔の野球の話に花を咲かせた。
いつもながら、みんな数十年前の試合のことを昨日のことのように覚えているので感心する。
次回の幹事に、先輩と2人で指名されて…来年の再会を約束して解散。
今日は、自転車で(電動アシストだけど)、築地→京橋 . . . 本文を読む
1月13日に浅草で義太夫の新年発表会にあたるお弾き初めがあった。
いつも三味線を弾いてくれる方が体調をくずしてお休みだったので、別の方と組んだ。事前に2人で練習もしていたが、やはり息が合わず、やや不満を残した。
誰と組んでもうまくいくように十分な準備をしないといけないと思った。 . . . 本文を読む
浅草の吾妻橋のたもとに、何故か招き猫。GTS(ゲイダイトウキョウスミダ)と彫ってある。
リバーサイドギャラリーで絵画展を見る。知り合いの歌舞伎義太夫の竹本泉太夫さんが役者絵を数点出品している。十八代勘三郎はすぐわかる。同じ舞台の上で感じたであろう空気が見えるような作品。
少し歩いて、待乳山聖天に初めて参拝。小高い境内から夕暮れのスカイツリーがきれいに見える。かなり前のテレビの時代劇「桃太郎 . . . 本文を読む
国立劇場の伝統芸能情報館で公演記録上映会(昭和61年の文楽)を見て、庭に出たらロウバイが黄色い花を咲かせていた。
四谷の教会で、短大の学長だった米国人神父様の告別式に参列。私たちが学生の頃、学長先生は40代でまだお若く、流暢でない日本語が親しみを感じさせる、優しく穏やかな方だった。数年前に卒業生の食事会で80代になられても昔と変わらないお人柄に接して嬉しかった覚えがある。聖職者として常に他者のた . . . 本文を読む