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早期退職後の日々

巨大ヘリコプター

2015-09-17 22:16:20 | 娯楽
映画「天空の蜂」(原作:東野圭吾、監督:堤幸彦)を見て興奮し考えさせられた。
自衛隊に納入される直前の超大型輸送用ヘリコプターが乗っ取られ、日本中の原発を止めなければの高速増殖炉原型炉(原発)の上に墜落させると脅迫される。そのヘリコプターを設計した技術者の小学生の息子がヘリに乗ったまま飛び立ったので、自衛隊員が決死の作戦で救出するのが1つ目のヤマ場。そして犯人の追跡と意外な展開。ハラハラさせられる娯楽大作として楽しんだが、いちばん印象に残ったのは、1つのセリフ。
原発設計技術者の三島がヘリコプター設計技術者の湯原に対して、「8時間も飛行できるヘリコプターで、海の向こうまで何を運ぶのかわかってるんだろう」と言う。今日まさに国会の委員会で強行採決された安全保障関連法案の中の集団的自衛権によって、海外派兵・武力攻撃を行うためにこんな大きなヘリコプターなどがすでに作られているのかもしれないと思うと恐怖を感じる。原子力発電所についても真実の情報は国民には知らされないのかもしれない。


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