猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

「若尾文子映画祭 青春」 見に行ってますよ。

2015年07月11日 10時39分08秒 | 映画
   ↑  「若尾文子映画祭 青春」 が開催されている角川シネマ新宿が入ってるビル。

前に記事にした 「若尾文子映画祭 青春」、何回か見に行ってます。
簡単ですがそれらの感想などを。

「からっ風野郎」 製作年 1960年 上映時間 96分

あらすじなどはこちらをどうぞ → からっ風野郎 | Movie Walker

主演で三島由紀夫が出ていなければB級やくざ映画ですが。。。。
三島由紀夫の演技も頑張ってはいますが、もちろん他の出演俳優に比べたら素人に毛が生えた程度に見えます。
けれど眼光が鋭い三島由紀夫を見ていると見入っちゃう。
もちろん相手役を務める 若尾文子さん も可愛くて健気。
舎弟役で出ている 船越英二さん かっこいいな~。
失礼だけれど、息子さんの船越英一郎さんより二枚目だわ。

「十代の性典」 製作年 1953年 上映時間 81分

あらすじなどはこちらをどうぞ → 十代の性典 | Movie Walker

白黒作品。
ストーリーも50年前の少女マンガか少女雑誌みたい。
今の我々が見るとこんな感じだけれど、当時としてはちょっとエッチでこれに出演した若尾さんは性典女優などと言われたそう。
彼女の役は良いとこのお嬢さんで、陰のある先輩(三谷かおる 沢村晶子主演)をひたすら慕う可愛らしい高校生役なんだけどね。
つまり、♪つたのからま~るチャペルで… の「学生時代」に、その他いろいろ掛け合わせて作った青春映画みたいです。

三谷かおる役の主演した 沢村晶子さん がスタイル抜群、清楚で凄く素敵。
当時の美人女優さんであることは間違いないのですが、長く女優さんをしていないのでしょうか。
今となってはあまり知られていない女優さんなのが残念です。
上野・池之端周辺の景色が懐かしい。
と言うか、こんなだったんだ~と、舗装されていない道路やボンネットバスを見て自分の生まれた年を想像してみました。

「やっちゃ場の女」 製作年 1962年 上映時間 91分
         
あらすじなどはこちらをどうぞ → やっちゃ場の女 | Movie Walker

我々の年代にとってはリアル「3丁目の夕日」です。
1962年当時の築地・月島・佃島が見られる貴重な映画。
お話も一言で言ってしまえば 人情物 なんだろうけれど、いろいろな要素が入っていて前見た作品よりも見ていて面白い。
当時の日本映画のコミカルな繰り返しの面白さとか、細かい感情表現など、石森章太郎などのトキワ荘マンガ家にも影響有るのでは?と思えてしまう。
トキワ荘マンガ家さん達は洋画も邦画も好きだったようですし、影響もずいぶん受けているようですが。

お姉ちゃんは大変だよね~、つらいよね~という映画(?)
うちの姉に見せてあげたいと思ったわ。(笑)
青果問屋の兄弟の、面倒見の良すぎる長女のお話です。

「永すぎた春」 製作年 1957年 上映時間 99分

あらすじなどはこちらをどうぞ → 永すぎた春 | Movie Walker

古本屋のカンバン娘と東大生の結婚大作戦 (笑)
このコメディも面白かったわ~。
ちょっと泣けるところもあるのだけど。
こちらでは東京大学とその周辺の1950年代後半の景色が見られます。
原作は三島由紀夫さんです。
その関係か、若かりし頃の 三輪明宏さん 当時は丸山明宏さんがキャバレーで歌っている場面が度々出てきます。
このシーンはその他の大映映画でも出てきますよ。

文子さんの着ている、主にワンピースの衣装が憧れます。
ウェストきゅっ、下にペチコートを穿いてスカートをふわっとさせた当時のトップファッションのワンピース。
姉がピアノの発表会で緑色のこんなワンピースを着ていたっけ。
もうこの年では絶対に似合わないのは分かっているけど、一度着てみたいな…。

「最高殊勲夫人」  製作年 1959年 上映時間 95分

あらすじなどはこちらをどうぞ → 最高殊勲夫人 | Movie Walker

原作は源氏鶏太氏とクレジットに出てました。
「永すぎた春」と同じ、川口浩×若尾文子の人気コンビで送る、サラリーマン・ビジネスガール(当時はOLのことをそう言った)の恋愛模様。
スピーディーな展開で見せる軽妙なラブコメディーです。
今見ても、同僚のサラリーマンやOLに感情移入してしまう程、勤め人あるあるが満載です。
当時 のして 来ていたと思われる、テレビ業界に勤める あて馬さん も登場して面白おかしく業界話なんかも絡めたりして。(笑) 

こちらの作品もキュートな文子さんのお衣装が素敵です !
ビジネスガールという事で、襟の付いたスーツやコートが可愛らしくもきちんとした印象で今でも参考にしたいですね。





                長くなったので、続きにします。トミー。






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