比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

彩の国吉見・・・吉見領囲堤・・・さくら堤公園のヒガンバナ

2014-09-10 | 野の花や木々
9月9日、彩の国吉見・・・のヒガンバナ。
荒川の御成河岸・・・日本一の川幅の右岸の堤防、さらにその西側に川のない堤防・・・吉見領囲堤(よしみりょうおおかこいつつみ)があります。その最東端、蚊斗谷(かばかりや)から市野川左岸の台山堤までまで続く大囲堤がさくら堤公園です。

米作が日本に入ったころ一緒に混入されていつのまにか日本古来の在来植物になったヒガンバナ・・・です。
数十年前に植えたようです。自然状態になっています。長さ数10m、幅0mくらい。

○○マンジュシャゲといわれる最近の輸入種のミックス植え。数年前に列植したようでまだ自然状態になっていません。

わたし的にはこういう自然の中ではミックスより単色植えのほうが好きです。花や木を自然の一部とみる日本庭園の哲学です。
西洋庭園は計算された華やかさ、幾何学的な美がウリです。

そうはいっても1本1本見ると輸入種の曼珠沙華は華やかでイイですね。




※カメラはPanasonic LUMIX DMC-GH2 14~140mm。

ヒガンバナを見ると秋だなあと感じますね

有史以前に日本に帰化したというヒガンバナ・・・なぜか生物学的には三倍体、結実できず球根のみでしか子孫を増やしていけないのだそうです。輸入種は二倍体で種子を作ることができ、↑の写真のような自然交配種ができていくようです。

吉見のさくら堤公園のヒガンバナはなぜか巾着田のヒガンバナよりいつも2週間ぐらい早いようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿