比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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安曇野の風物詩・・・道祖神・・・大王わさび農場・万水川の畔の道祖神を尋ねる

2018-06-19 | 道祖神・石仏・石神
初夏の1日、安曇野の道祖神巡礼・・・
路傍の神様・・・道祖神・・・全国煮広く分布していますが関東・甲信越に特に多いそうです。長野県内で4000基、松本平で1000基、その中で安曇野市に・・900体近くあるそうです。
中国伝来のもののようですが神様や仏様と融合したりして変遷してきました。集落の境の結界に塞の神(悪魔に対するガードマン)、道の交差点に道中安全の神、子孫繁栄の神(餅つき神)。
道祖神といえば双体道祖神・・男女の神様が仲よく抱擁してるのを思い出すでしょうが、単体道祖神もあれば文字道祖神もあります。
明治時代に入り政府は迷信として排斥して撤去を進め、さらに現在は道路整備により撤去、移転を余儀なくされ、貴重な歴史文化遺産が消えようとしています。移転されたものは寺社の境内、集落の共有土地、私有地などで保存、また小さな道路のものはそのまま残存、わたしたちの目に留まることがあります。

信州上田の・・・六文銭の写真帳

安曇野市穂高等々力の大王わさび農場内を流れる万水川、その流れの畔・・・道祖神。脇に並んで馬頭観音?

大王わさび農場内には9基の道祖神があります。

多くの道祖神は建立年不詳です。銘はありませんが多くは江戸時代に信濃国高遠藩の農間出稼ぎ石工が彫ったものといわれています。
※撮影は2017年6月29日。


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