色んな物を聴いた

おはようございます。
相変わらず、コンサート向けの課題におわれていて
だいぶしんどくなってきました・・・トホホ
特にベートーヴェンのソナタがイケナイ。
もともと苦手でほとんど
学生時代に手を出さないできたので
結局今頃ツケが廻ってきたんですね・・・。
実はベートーヴェンは弾くと吐き気がするほど
キライでした。
今は流石にそんなことはなくなりましたが、
若かった頃は潔癖だったんでしょうかねぇ。

日曜のN響でアシュケナージのベート－ヴェンの
５番のシンフォニーをやっていたのを少し聴きました。
正直、
「ううむ～アシュケナージがN響にくるとは・・・？」
と思っていたのですが
その演奏は私は好きでした。
生意気言って申し訳ないのですが、
見直したというかビックリしたというか。
私にとってアシュケナージは
ピアニストの印象のほうが
強いものですから、指揮者としてはどうなのかなと
常々思っていたからでしょう。
なんてったって
ワタシ、ベートーヴェンのシンフォニーなんて
今まで飽きちゃって最後まで聴けた試しがないのに
この演奏は途中とはいえ、最後まで楽しめましたもん。
そのコンサート、この間の台風の時に
行われたそうです。
げっ！？あの台風の中～？！
それはN響メンバーもお客さんも
大変だっただろうなぁ・・・。
番組の司会者も解説者も
こういう状態で行なわれたコンサートは
お客さんも演奏者も不思議な一体感があるとか。
そら、そうだろう・・・

今朝は日本音コンのピアノ部門の最終予選の
演奏がラジオでやっています。
その中で私が今苦しんでいるソナタを
弾いておられる方がいて
大変興味深く聴きました。
思えばワタシなんてコンクールの類には
もう年齢制限でひっかかるトシ・・・
若い才能に敬服しながら
自分なりの音楽を楽しむのみです。