オルソケラトロジー雑感

院長のむさしです。

オルソケラトロジーを導入して1か月が経ちました。

日本では知名度の低いオルソケラトロジーですが、
患者さんの喜ぶ声を聞くと導入して良かったな、と思います。
欧米では40年の歴史があるんです。御存じでしたか？


オルソケラトロジーは全員を治療できる近視治療ではありません。
適応しない近視も多いです。
現に私はメガネで生活しており、オルソケラトロジーの恩恵を味わえないが残念です。

人それぞれにライフスタイルがあって
コンタクトレンズを快適に使うこともその人のスタイルです。
必ずしも裸眼がベスト、ではないでしょう。


ただ、眼科に通院していたけど、
オルソケラトロジーを
「知らなかった」「教えてくれなかった」
というのは残念です。


近視の治療には
メガネ、コンタクトレンズ、レーシック、オルソケラトロジーがあります。
オルソケラトロジーは、一度試してみて、
自分に合う合わないはそれから決めて良いのでは。
というのが私の考えです。

白内障手術

お久しぶりです。
むさしドリーム眼科の村上です。

当院では、日帰り白内障手術を火曜日の午後に行っています。

先日、月曜日にいらした患者様。
大きな病院に通われていたようですが、入院OPEは嫌とのことで、インターネットを使い検索されたそうです。

「すみません、明日白内障の手術をしてください。20分でしてくれるって聞いたんで」

【日帰り手術】というと、やはり「手術」というイメージは入院手術に比べて薄いですよね。

「明日はちょっと・・・・手術前の検査もありますので、早くても来週になります・・・」



大変良い機会ですので、手術までの流れについて書かせていただきたいと思います。

<白内障手術希望で初診の患者様＞

①【初診】
一般検査・ならびにお車の運転などの支障がなければ眼底検査を行います。
[次の来院時に眼底検査をさせていただく場合もございます。その場合は術前検査の日程も延長します。]

眼底検査では白内障以外に疾患がないか、瞳孔を開いて眼の奥を観察させていただきます。

眼の奥に問題がなければ、院長よりインフォームドコンセントを行わせていただき、手術同意書等の書類をお渡しします。

お帰りの際は、【術前検査】のご予約をとっていただきます。


②【術前検査】
術前検査では、<採血><胸部レントゲン><散瞳><人工レンズの選択>等をさせていただきます（約1.5～2時間）


③【術前外来】
手術予定日の前の週、金曜日または土曜日に来院をしていただき、手術前の点眼薬を処方させていただきます。

④【手術当日】



以上が手術前の通院になりますので、少なくても初日を含めて3回は来院が必要です。
外注の採血結果が届く日数（約3日）を考えても、余裕をもって来院していただくことをお勧めします。


手術の日程や内容についてご相談がありましたら、いつでもスタッフまでお尋ねください。