みなさま こんにちは。むさしドリーム眼科看護師の田中です。
今年の梅雨明けは例年に比べると早く、いきなり猛暑がやってきました。
今年に入ってからもうすでに熱中症で病院に搬送される方の人数が、１０００人近くになっており、これから夏本番に向けて、熱中症対策が大切になります。
体温のコントロールは、体温よりも気温が低ければ皮膚から空気中への熱が移りやすく、体温の上昇を抑えることができ、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールすることができます。しかし、高温でしかも多湿となると空気中への熱の放散が難しくなり、汗をかいても流れ落ちるばかりでほとんど蒸発しなくなります。そのために発汗による体温調節ができなくなってしまい、身体の中に熱がこもることで様々な症状を引き起こしてしまいます。
熱中症にならないようにするためには、１．体調を整えること、睡眠不足の状態での運動は控える。２．通気性の良い洋服を着て、外出時には帽子や日傘をさすこと。３．「のどが渇いたと感じるときにはすでにかなり水分不足のじょうたいになっているため、こまめに水分補給をすること。（その際、ナトリウム・カリウムの摂取が重要になるため、スポーツドリンク等がベターです）４．年齢を意識して予防を心がけること。（小さなお子さま、高齢者の方は特に注意が必要です）
日々の体調管理と、事前の予防、知識をもって、今年も暑い夏を乗り切りましょう！！