むさしドリーム眼科

「社会に対する感謝の気持ちを持って、
来院された方々に健康・元気・夢を提供します」

ちから

2011年03月24日 | Weblog

まずは、

震災の犠牲者の方々に深い哀悼の意を表すと共に、
避難所の最前線で支援活動をされている方々と、
原子力発電所の沈静化に従事されている方々に、
最大の敬意の念を表します。


震災から2週間近く経っても、社会インフラが全く整わない現状をテレビで見るにつけ、この震災の起こした爪あとに愕然とします。

地震で家屋がつぶれ、圧死せざるを得ない方は、どんな想いだったか。
津波が押し寄せる中、車で移動を試みるも渋滞のため立ち往生となり、津波に飲み込まれた方の恐怖。
家具等で身動きが取れない中、津波に飲み込まれた方の絶望感。

想像するたびに、心の中で合掌せざるを得ません。


私の周囲では、青年会議所等で支援の輪が広がっています。もちろん医師会も。私も、できることを少しでもせなあかん、と義捐金、物資の供給をします。被災地に少しでも役立つことであれば、と願っています。



増え続ける国の借金、政局の不安定さ、外交力の弱さ。今、日本が抱える問題は山積みですが、この難局を乗り切るために、我々日本人のちからが試されています。

勤勉力、誠実力、団結力、自制力、継続力。

 

この難局は、長期戦です。
支援は継続して行わなければいけませんが、支援の内容は時間と共に変化します。
被災者の生活の自立を支援する、長期的な視点も必要です。

阪神大震災から16年経ちますが、神戸の景気は戻りきれていません。
神戸出身の私としては、歯がゆい思いですが、原因はどこにあるのでしょう。
厳しいようですが、何かのちからを足りなかったのかもしれません。
それは私には分かりません。



今回、被災された方々には、単純に「頑張れ」とはいえません。
今はじっと耳を傾けて、自分達のできる範囲での支援を継続しましょう。


日本は、必ず立ち上がる国です。
皆の気持ちと行動のベクトルを少しずつ、継続して、合わせましょう。