控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

「アプトの道」のハイライトへ☆信越本線 廃線跡をさらにゆく

2017-05-05 22:15:00 | 横川→軽井沢 徒歩で碓氷峠を越える旅
信越本線・横川駅~軽井沢間の廃線跡を 遊歩道として整備した「ウォーキングトレイル・アプトの道」

日帰り温泉施設「峠の湯」を出発し、「碓氷湖」の近くを通り、さらに進んで行くと、直線区間に 短いトンネルが連続して現れる。


何の洒落っ気もないところが、鉄道のトンネルっぽい。

1963年に廃止という事は、列車が走らなくなってから 半世紀以上。

開業が1893年というから、トンネルが掘られてから、既に120年以上が経っている事になる。


そんなトンネルをいくつも抜けていくと、アプトの道のハイライトとも言える めがね橋 へと差し掛かる。

橋の両脇には、めがね橋や碓氷峠に関する資料などが備えつけてある。

その中には、この「めがね橋」を 列車が走行している写真もあった。

確かに、かつて、めがね橋は 鉄道の橋であった事が伺える。

1963年に廃止された、信越本線の旧線ルート上にある「めがね橋」
橋の上からは、1997年に廃止された 新線ルートの橋が見える☆



そして 眼下には、カーブが連続する 国道18号。

“中山道”と呼ばれている道だが、交通量はほとんどない。

走りやすい 碓氷バイパスや、高速道路、そして新幹線がある 今の時代において、かつての大動脈は ひっそりと、そして静かに 時を刻んでいた。


下から見た「めがね橋」

めがね橋と国道18号は、行き来が可能です◎

真ん中あたりの文章が ユニークです☆

アプトの道は、人生と一緒だったのです!


さらに、ユニークな 警告 が!

なんだかんだ言って、最終的には 心配いらないと締めくくる。


かつて、7年半前(2009年)に訪れた際は、めがね橋を渡った所で、アプトの道は 終点 だった。
橋を渡った先のトンネルが、バリケードでふさがれている状態だった。

もちろん、遊歩道として整備されていないが為だが、2012年に めがね橋から先の区間の延長工事が終了。
アプトの道は、横川駅~ 峠の湯~めがね橋~旧熊ノ平信号場の 合計5.9kmが全線開通するに至った。

ここから先、旧熊ノ平信号場にかけては、初体験となります☆


では、めがね橋から先の区間へ、初めて足を踏み入れます☆

だが、このトンネルが意外と長い。
なかなか出口が見えてこない。

なるほど・・・
遊歩道としての整備に 時間がかかったのも わかる気がする。

「めがね橋」から「旧熊ノ平信号場」までは、約1.3km。

トンネルの出口の先に、1997年まで使用されていた 新線 の線路が見えたら、そこが「旧熊ノ平信号場」です。


↓↓一番右の 線路のないトンネル(旧線)から出てくる事になる。

ここで、旧線新線は 合流。

それにしても、約20年前に廃止された路線が、ここまで しっかり残っているとは!
今にも 列車が トンネルから出て来そうではないか!



つづく

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mimoza)
2017-05-06 08:46:55
半分行った気分です(笑)
行間から読みごたえ、歩きごたえがありました。
いろいろな注意がありましたね。
蜂やマムシは敬遠です。
山姥だから相手が逃げてくれるといいですが~
本当に注意すべきは、 (musashi452)
2017-05-06 09:33:07
一番危険なのは、熊みたいです。
トンネル内にも、熊に注意の表示がありました。
よりによってトンネルの中とは、少々引きます。
ブログで紹介したような ウケ狙いの案内ではなく、リアルな方です。
軽井沢の別荘エリアや、車がそこそこ通る車道にも、ひょっこり現れたりするらしいです。

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