控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

徒歩で碓氷峠を越える旅、ついに碓氷峠へ☆

2017-05-08 05:10:00 | 横川→軽井沢 徒歩で碓氷峠を越える旅
信越本線の廃線跡を 遊歩道として整備した「アプトの道」から、国道18号へと舞台を移した、徒歩で碓氷峠を越える旅

アプトの道の終点より 碓氷峠までは、約7kmの道のり。

峠区間に入ってからのカーブ数は、既に90を越えているワケだが、この先にも 90近いカーブが待ち受ける。


車道の峠道を歩いていると、所々に、線路が ひょっこり顔を出す。

今にも 列車が横切りそうなくらい完全な状態で残っている。


14:40に アプトの道から、あらためて 国道18号を歩き始め、現在 15:15。

126個目のカーブまでやって来ました☆

背後にあるトンネルは、旧線のものだろうか?
トンネルしか残ってない感じだから。


碓氷峠までは、まだ 4.1km。

まだ、1時間近くはかかるな・・・

もちろん、他に歩いている人など皆無。
横を通る車からは、さぞかし 注目の的だろう。


今度は、旧線(左)と 新線(右) の廃線跡が お揃いで登場。

旧線の方は、かなり風化している所がいいね☆


その後も、曲がりくねった 車道の峠道をひたすら歩く。


背後を振り返ると、さっき通った道が だいぶ下に見える程。


あと、どのくらい上って行けばいいのか?


カーブ数の標識が 184に達したら、GOALなのは、残念ながら わかってしまっている。
 

だから、カーブが連続し、カーブ数の標識が 連続して立っている時は、GOALが一気に近づいたような感覚。


逆に、長めの直線区間が視界に入った時はガッカリ。


また、ちょっとしたカーブが カウントされていた時は、地味に嬉しい。


でも、結局 約7km歩く事には変わりないんだな。


そして、16時ちょっと前、


183個目のカーブを過ぎ、残すカーブはあと1つ!の地点までやってきた。

前方に、何かが見える☆


長野県・軽井沢町に入る事を意味する案内看板だ!
つまり、あそこが県境であり、峠の頂上という事になる☆

その手前には、最後の 184箇所目のカーブ標識が!

本当に 184箇所もあったとは!

ただ、あくまで “峠の頂上” という事で、長い上~り坂の先には、長~い下り坂が待っているもの。

だが、

ここは、峠を越えると スグに、軽井沢の街並みが見える☆

碓氷峠は、群馬県側からすると、さんざん上ってはくるものの、ほとんど下る事がない いわゆる 片峠 というタイプの峠らしい。

そういえば、めがね橋に、こんな案内があった。

「山を上って下る」と書いて「峠」なのだが、碓氷峠はほとんど 上る。
だから 片峠。

まるで、峠が 街の入口(出口)みたいで、ちょっと不思議な感覚です。

確かに、地図上でも 峠を越えるとスグに軽井沢の市街地って感じだ。


それにしても、峠を越えた先、すなわち 県境を越えた途端、路面の状況が一転しているのですが・・・

群馬県にいるうちは・・

ラインもしっかり引いてあり、路面も綺麗だが、

長野県に入ると・・

これが 同じ 国道18号なのか?
2ケタ国道とは思えない程の 酷い路面。

いわゆる、管轄の違いってヤツですかね?


それはさておき、峠を名乗る以上、多少 下ってはいるね。

(気持ち程度)

やがて、進行方向左側に、廃止された信越本線の線路が姿を現す。

もちろん、荒れ果てている。

さらに その左には、長~いトンネルを抜けてきた 現在の碓氷峠越えの主力「北陸新幹線」の線路が。


ここまで来れば、軽井沢駅は スグそこ!

2ケタ国道とは思えない雰囲気の国道18号をラストスパート!

ZARDの「負けないで」でも流したいところだ。


そして、16:20すぎ、

ついに! 軽井沢駅に到着☆

横川方面への線路は、やはり荒れている。

ただ、軽井沢駅から先、かつての信越本線は、JRではなくなったものの、第3セクターの「しなの鉄道」によって、鉄路は維持されています。


という事で、

横川駅より、徒歩で「碓氷峠」を越えて、軽井沢駅まで やって来ました☆



おわり

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mimoza)
2017-05-08 09:08:23
 おつかれさまでした。
見事な記事にしていただき
また振り返りに伺います。

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