いよいよ北京オリンピックの開幕ですね。
オリンピックといえば思い出すのが、1981年公開のイギリス映画「炎のランナー」(Chariots of Fire)です。
舞台は1924年のパリオリンピック。
優勝して真のイギリス人として認められたい、ユダヤ人のハロルド・エイブラハムスと、神のために走るスコットランド人宣教師エリック・リデルの実在の二人のランナーを中心に描かれています。
特に出場競技がキリスト教の安息日である日曜日のため、私は走らないというリデルを、出場種目をかえてまで走らせたエピソードは有名ですね。
私は「オリンピックは参加することに意義がある」という平和な時代に育ったものですから、このどん欲なまでに勝利を追求する映画の内容にショックを受けたものでした。
この映画の音楽を担当したのがヴァンゲリス(Vangelis)です。
ヴァンゲリスは日韓で行なわれた2002FIFAワールドカップのテーマ曲も担当していました。
このサウンドトラックからシングルカットされた同名の曲は、全米ヒットチャートで4週連続一位となっています。
Vangelis - Chariots of Fire