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二俣城について

2009-04-23 12:47:45 | むらせやスタッフ


今日は、先日取材の「はままつトキメキ出逢い旅」のクルーが、物撮りにいらっしゃいました。熱心に撮っていってくれたので、きっと放送では美味しそうに映っていると思います。あ、映ってるだけでなく、美味しいんですけどね。笑。

さて、今日は二俣城について書こうかな。二俣城はむらせやからは、車ならすぐだし、のんびりと歩いてても行けるくらいの近くです。最中では天守閣をかたどっていますが、今残ってるのは、石垣(天守台)だけですが、当時の姿のままで残っています。その石垣は野面積みといって、当時の先端の積み方であったようです。当時、当時といって、その年代ですが、戦国時代、ここを徳川家康と武田信玄が争っていた時代です。

また、二俣城は徳川家康の嫡男で、とても優秀な武将で織田信長も恐れたという 徳川信康 の自刃の地としても有名です。
信康公は信長に武田への内通を疑われて、若い命を絶たねばならぬ悲しい運命を 背負うことになりました。家康もその事については心を痛め幾度も城を転々と させますが、とうとう天竜二俣城にて最後を遂げました。徳川300年を築いた礎になった信康公の潔い武士魂は後世に語り継がれてきました。

むらせやでは、二俣城とともに、その信康公の名前がついた「信康餅」「信康公サブレ」、家康へ献上した栗を銘した「功名勝栗」、そして「二俣城の月」「鳥羽山桜」など、歴史ロマンに結びつく名前のお菓子がいろいろあります。そうしたエピソードを聞いてまた、お菓子を食べるとまたどこか感慨深い、ロマンチックなものがありますね。

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